イコールそれが首を絞めた窒息というようなことの、
断定はなかなか難しいかなという
ふうに思ってます。
＞＞山田被告の弁護側も、
窒息以外の死因を検討するべきだと主張。
最初に遺体を解剖した医師は、
死因不明としていたと反論したのです。
＞＞男の子は寒くもないのに急に
震えだして、気が付いたら、息を
しなくなっていた。
＞＞山田被告は、
星野君がけいれんを起こしていた
と話していて、
なんらかの体調不良で亡くなった
可能性があるとしています。
検察側は、
健康な少年が突然死する可能性や、当日の気温から、
熱中症で命まで落とす危険性は非
常に低いとしています。
裁判員らはどう判断するのでしょ
うか。
平田さんの遺体は、
高槻市の運送会社の駐車場で見つかりました。
山田被告が遺体を放置して、
３０分もたたないうちに発見されていて、
死因が窒息であることに争いはあ
りません。
しかし、山田被告は。
＞＞大きな声で騒ぐので、
口を押さえていましたが、気が付
いたら手が首にいっていて、急に
動かなくなりました。
＞＞わざと首を絞めたわけではないと供述。
弁護側は、山田被告はパニック状
態に陥っていて、
記憶がない疑いもあり、殺意はな
いと主張しています。
これに対し、
検察側は、
殺害する動機があると指摘。
平田さんを帰せば、星野君の殺害が発覚するので、
口封じのために殺害した可能性が
高いと推測しています。
さらに、
山田被告の弁解については、荒唐無稽だと厳しく批判。
＞＞男の子が息をしていないと聞
いて、
男の子の家に連れて帰りたかった。
＞＞実際には、
死体処理の方法を複数のサイトで
閲覧していた。
＞＞女の子が星野君の遺体を隠そ
うと言った。
＞＞仲のよかった友人の遺体を隠
そうと言うわけがない。
＞＞検察側は、
弁解は矛盾に満ちていてうそだとし、殺意は明らかだとしています。
３つ目の争点は、
山田被告の精神状態について。
山田被告は、
発達障害の一つである、
自閉スペクトラム症の特性があり、
これが犯行に影響したという医師と、
影響しなかったという医師が裁判
でそれぞれ証言しており、
見解が分かれています。
裁判は９回の審理を経て結審し、
検察側は死刑を求刑。
ところが判決を前に、
裁判員と補充裁判員、
合わせて３人が辞任を申し出て、解任される事態に。
死刑を選択するかどうか、
判断が難しいことの表れなのでしょうか。
注目の判決はあす言い渡されます。
＞＞ここからは取材をしています佐藤記者です。
よろしくお願いします。
＞＞よろしくお願いします。
＞＞今回、
この弁護側と検察側と真っ向から対立してるん
ですよね。
＞＞そうですね。
殺人罪が成立するかというところ
で真っ向から対立してるんですね。
ＶＴＲにもありましたように、
まず先ほどの殺人罪、
成立するかどうかのところが、
マルチ出ますでしょうか、まず、
あすの判断でまず、
星野君の死因がどう判断されるのか、そして、
平田さんへの殺意が認められるの
かどうか。
そして、
山田被告に責任能力はあるのかどうかですね。
これ、弁護側は、
責任能力に関して、
平田さんの殺害する犯行のときは、
心神耗弱状態だったと主張していまして、まずもし、
それが認められれば刑が軽くなる
ということになります。
もし検察側が主張するように、