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2019/01/10(木) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝町工場2代目達の挑戦&焼肉店夫婦の恋物語▽鳴門で田舎暮らし】


◆KDDIという会社で
働いていまして、大学卒業してか
ら。
◆めちゃくちゃ大手じゃないです
か。
◆まあそうですね。

◆下町という割には、めちゃくち
ゃ大手。
ねえ、お父さん?裏切りもんじゃ
ないですか。
◆入った1年目か、2年目ぐらい
にここの会社の創業者、おじいち
ゃんですね。
おじいちゃんが亡くなりまして、
お見舞いに病室に行ったときに、
よかったら継いでくれへんかと、
会社を。◆おじいちゃんが。
◆工場を継いでほしい。
遺言となった祖父の言葉。
櫻井さんは、思い悩んだ末に、
大手企業をやめることを
決断したのですが…。
◆戻って来た時が、リーマンショックの後ぐらいで。
◆一番また大変なときですねえ。
◆うち、大赤字でしたわ。
◆うわあ~。
◆ショックで。
◆仕事がないって、こんな業界あ
んの?みたいな。
なぜ我々に仕事が来ないのかとい


うと、
やっぱり、鉄の加工を頼もうかな
というときに、
皆さん、商社さんみたいなところ
に頼むんですね。
◆そうですね。
そら話が早いし。
◆何で頼むかというと、安心でき
るんですよ。
我々は信用がないんですよね。
町工場に頼んでも
大丈夫かなというところで、
じゃあ、町工場、
こんな活動してるんですよという
ことで、
我々の町工場をブランディングす
ることによって
信用を得ようと。
◆2015年、櫻井さんが中心となり
「てづくり工場組合」を発足。
作業工程を役割分担することで、大手に負けないものづくりを
目指したのです。
◆ほんなら、
ちょっとこの機械を貸してとか、
そういう…。
◆はい。
◆そんな感じですか。
◆貸してというより、この加工や
ってという感じです。
ここまでやるから、あとは、

ちょっと助けてという。
◆ほんで次の人、俺ここまでやっ
たら、
最後ここまで頼むわという。
◆そうなんですよ。
それでこの町全体でやっていける
と。
それがこの町が一つの工場のよう
に活動して製品をつくっていくこ
とができるし。
◆スピードも早くなるし。
◆そうなんです。
スピードというのが
この鐵のまち 九条の売りなんで
す。
◆とうとう売りが出ましたね。
◆もめることは、ないんですか。
◆もめることはないです。
◆みんな仲よく?
◆仲よく。
◆本当?
◆何代目さんですか。
◆僕は次、
4代目候補です。
◆一緒ですやんか。同じ状況。
4代目候補。
よそでは言いにくいこともお互い
わかるし。
◆お互い、やっぱり同じ悩みを持っていますから、
同じような規模の企業で。

それは相談しあえる仲間ですね。
◆そうやって町を盛り上げること
を含め、
みんなでこうやって、力を合わせ

◆盛り上げていきたいですし、
やっぱり日本の産業というのは中小企業、
町工場が支えていると思っている
ので、そのプライドで頑張ってい
きたいと思います。

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