今どきこれ、
カーボンの写しなんですけれども、
これを書いて、
送るという提出、これ、
面倒くさいなと思いながらやっていたんですが、なんとこれが、
不適切に処理されていたと。私、
本当に個人的にも腹が立っているんですが、これによって、
影響を受ける方、今回、厚生労働
省が明らかにしたのは、なんと、
2000万人の方に影響が出ます
というようなことをおっしゃって
いるんですね。
>>多くの方ですよね。
>>2000万人、
すごい多くの方だなと思いますけれども、でも私は、いやいや、
そんなもんじゃないと。
実はこれ、1億3000万、
国民全員に影響がある問題だと思
います。
きょう明らかになった不正の内容、
不適切な処理の内容を、VTRにまとめましたので、ご覧ください。
>>失業したとき、
とってもありがたいのが、
雇用保険の失業給付ですが、
この保険料の額が、
本来より少なく支給されていたと
いう、
驚きの事態が発覚しました。
国からの給付金が少なく支払われていたことに、街の人は。
>>払いがいがないというか、そ
ういうところをちゃんとしてもら
わないと、
こっちもだから、
不正したら得するのかみたいな、
そういう考えなのかなと思います
ね。
>>上の人って、わりと庶民の人
のことって、あんまり分かってな
い。
>>改めてもらいたいですよね。
賃金格差とかそういうなのもあるでしょうし。
>>問題の発覚を受け、きょう、
厚生労働省は。
>>政府統計について、
こうした事態を引き起こしたことは極めて遺憾であり、
国民の皆様にご迷惑をおかけした
ことを、
心からおわび申し上げます。
>>今回の問題は、
厚生労働省が国民の賃金や労働時
間などを把握するために毎月行っ
ている、
毎月勤労統計調査において、
不正な調査が行われていたもの。
本来なら、
従業員500人以上の大規模な事
業所すべてで調査を行うべきとこ
ろ、東京都で、
およそ3分の1の事業所だけを抽出していたのです。
賃金水準が高いとされる東京にあ
る大企業のサンプルが少なくなっ
たことで、国民の平均給与額が、
実態より低く見積もられてしまい、
結果的に、
全国で失業給付などが少なく給付されてしまうことに。
今回の発表によると、
延べおよそ2000万人、
1人当たりおよそ1400円、
事業所を含めると総額なんと567億円余りが少なく給付されてい
たことが明らかになりました。
雇用保険などの申請や、
給付の手続きを受け持つ、
社会保険労務士の松井さんは、今後の保険料などにも影を落とす可
能性を指摘します。
>>えーって思いました。
こんなことってあるんだなと思い
ました。
一人一人の金額って、
そんなに大きくなくっても、
私たちに関係ないわじゃなくて、
もしかしたらこの予算繰りによっては、今後、私たちがもらう、
このあとの給付ですよね、
そこにもしかしたらしわが寄るかもしれない。
>>政府は今後、追加の予算案を
組み直して、
不足分の追加給付をするというこ
とですが、不正な調査が起きた背
景については。
>>目的、
動機、
そして認識、
どういう認識であったのかと。
調査をまたしっかりとしたいと思
っております。
>>国の信頼を揺るがしかねない、今回の不正な調査。
実は、
今後の日本経済にも大きく関わる可能性も。
小島デスクが読み解きます。
>>本当これ、
生活にも影響があるかもしれない