塩って…。塩?
どうして塩で
温度が分かるんだと思いますか?
塩でぇ~ ですかぁ~?
(笑い)
分かりました。 今…
(笑い)
力士のように 塩をサッとまいて→
その塩がパーッときれいに広がるとね…。(斉藤)なるほど。
さあ ご覧頂きましょう。 このようにして
塩を利用する大きな方法です。
(低く鈍い音)
(坂下)あっ 音がする。
(低く鈍い音)
次に…。今度は 180℃ いきます。
(勢いのある高い音)
違いますよね。(坂下)違う。(斉藤)全然違うわ。
この音です。
申し訳ありません。もう一度 140℃を聞かせて頂いて。
(低く鈍い音)
なんか 「これから頑張って温度を上げていきますから よろしく」→
みたいな感じの音でございます。
さあ 180℃は…。
(勢いのある高い音)
(斉藤)わぁ…。(山根)うわぁ!
分かりましたか? 180℃の塩の音。
(勢いのある高い音)わっ!
これは…
温度によって蒸発のしかたが異なるため→
音に違いが出ます。
温度が低い時は…。
(低く鈍い音)
一方 180℃では入れた直後に…!
(勢いのある高い音)
パチパチと高く心地よい音がするのが特徴です。
塩は精製塩ではなく ほどよく水分がある
あら塩を使って下さいね。
それでは いよいよ皆様
お待たせをいたしました。
あの先生が登場いたします。
ご登場頂きましょう。料理研究家の林 幸子さんです。 どうぞ。
はいはい どうぞ どうぞ。
(拍手)
こんにちは。 よろしくお願いします。
先生が考えられる 昭和から平成に→
こうやって ちょっと
だんだん だんだん少なくなってきて→
この状態ならば失敗の率が
少なくなることによって→
揚げたてのおいしい油のフライ…。
それでいて…
カラリとした感じがし…
…っていうのをやっていこうと思ったら→
まさに これをやるのが
一番である。
それでは 林先生に この新しい項目
「バッター液」の作り方から始まって→
とんかつを まず とにかく
見事に揚げて頂きまして。
(林)揚げてまいります。
バッター液っていうのは 要は卵と小麦粉普通に揚げる時と同じなんですが…
(山根)えぇ~。
お箸でやったんじゃダマダマができちゃうんです。
だから 手で握り潰すように
かき回すようにして。(坂下)衝撃。
(林)お水で適当な感じまで。
今までレシピ本にそんなこと書いてないんでしょ?
(林)これは 結構…
(林)これを なぜ使うといいかっていうと→
こういうふうに
お肉って でこぼこしてるでしょ。
なので これを
このまんま ボタッとつけると→
きれ~いに全体についてくれますよね。
(斉藤)ほんとだ。
(林)で いきなり ここに入れると…
(山根)えぇ~!(坂下)そうなんだ。
そうすると…
すごい… うわ すごい。
(林)そうですね。
(山根)ふわっと。
(林)こういうふうに たっぷりついてる。
そう! これこそ 3つ目のポイント!
♪♪~
野球のバッターと同じつづりの英語で→
小麦粉や卵などを水で溶いたもの
という意味です。
このバッター液を使うと…。
小麦粉と卵を別々につけた時より→
衣が厚く しっかりつきます。
すると 高温の油の中でも厚い衣が ほどよいバリアに。
衣は サックリ揚がる一方→
中には じんわり熱が伝わります。
更に 油から出しても
中の熱を閉じ込めてくれるので→
余熱でじわじわ蒸すこともできるんです。
だから バッター液を使ったフライは…。
中の素材は…
更に時間がたっても 素材から出た水分をバッター液がブロック!
おかげで パン粉のサクサク感が