2019/01/31(木) 20:15〜20:45 所さん!大変ですよ「野菜・果物の色に異変!?」[字]

突然ですが所さんに質問です。はい 何ですか?
ばかだと思ってるんじゃないの?
所さん 佳乃さん 実は…
何?
こちらです。
うん。 赤いリンゴが何なの?
消えないから。消えるんです。
消えないから!
まいりましょう。
所さん! 大変ですよ。
赤いリンゴが消えるとはどういうことなのか?
(取材者)すごい。
うわ~!
国内最大の青果市場である…
ここでは年間4万トンを超えるリンゴを取り扱っている。
おいしそう。
見たところ 赤いリンゴもたくさん並んでいるようだが…。
どうも こんにちは。
よろしくお願いします。
お願いします。
ある卸売業者に→
この日 競り落とした品を
見せてもらうと…。
(取材者)あれ?
(取材者)量は増えてるんですか?はい。
日本一の産地 青森県では→
黄色いリンゴの栽培面積は→
右肩上がりで増えているという。
ある意味…
(取材者)救世主?


はい。
ということは 黄色いリンゴは→
高値で売れるということか?
あっ! そうなんだ!
聞けば 卸売価格は→
赤いリンゴが1kg当たり
平均300円なのに対して→
黄色いリンゴは276円と1割近く安い。
なのに 黄色いリンゴが農家の救世主とは一体?
事情を探るため 向かったのは…
(取材者)こんにちは。こんにちは。
父の代からリンゴを育てて
70年以上の農家。
黄色い品種の王林が
鈴なりに なっている。
味がいいのかな? 何でだろうね。
うん。
10年ほど前に黄色いリンゴの生産に
力を入れ始めた男性。
現在は 全体の4割にまで増えたという。
その訳とは?
やっぱり…
えっ!?
理由を探るために
赤い品種「ふじ」や「つがる」の畑に→
案内してもらう。
(取材者)こんにちは。どうも ハハハハ…!
家族総出で
何やら 作業に追われている。
はい。


我々が当たり前と思っていた赤いリンゴ。
実は 農家が
手作業で太陽の光に当てることで→
赤くしていたのだという。
大変ですね。 大変な作業。
陰にならないよう葉っぱを取り→
日が当たらない部分は→
リンゴを回して日に当てる。
この作業を1か月間 ほぼ毎日 繰り返す。
一家4人で毎年20万個以上。
この着色管理を怠ると→
色が まだら模様になり
値段が大幅に下がってしまうという。
(取材者)ここは枝に触れてた所…?
(取材者)え~!
アハハハ…!
しかも リンゴはただ回せばいいというわけではない。
(取材者)あっ!
ごめんなさい! どうしよう これ→
ちぎっちゃった。
ごめんなさい! ごめんなさい!
リンゴを回しても戻ってしまうときは
わざわざ輪ゴムで固定する。
地面には
日の光を反射するシートを敷き詰め→
リンゴの底まで赤くなるよう
徹底している。
しかし 農家の高齢化や人手不足で→
こうした作業を続けることが難しくなっているのだ。
そんな農家の救世主となったのが→

着色管理のいらない黄色いリンゴだった。
しかも…。
(笑い声)
これほどまでに
売り上げが伸びているのには→
理由があった。
結局…
♪♪~
我々は 早速黄色いリンゴが売れているという→
香港に飛んだ。