人。
一番を目指すため、ただいまお茶
の修業中。
どんな困難がまち受けようと、
熱々のハグで乗り越えるのです。
◆彼に聞いて、
彼女の嫌なところ。
ノーグッド。
◆ないって～。
◆嫌やなあ。
◆ファイト！
◆ということで、
日本茶なんかを置いている
富士園の、
ご主人がスティーブン・ケイトさんでございます。
もともと７０年続いていますから、言うたら
跡取りが大丈夫かなというときでもあったんでしょうね。
◆ちょうどよかったんや。
◆ちょうどよかった。
でステーキ、知ってましたか、
あのステーキ屋さん。◆何か見たことあります。
◆有名ですわ。
◆そこのウエートレスさんをやっておられて、
一目ぼれだそうです、ご主人の。
スティーブンさんの一目ぼれで、
もうとにかくアイ・ラブ・ユー、
アイ・ラブ・ユーで、何とか
口説きたおしたということですけ
ど。
口説きたおしたというのも、
なんですけれども。
美男美女や。
◆彼女もきれいやけど、ご主人も
優しいでしょう、スティーブンさ
んね。
だけど、
やっぱり船乗りさんといいますか、
何カ月も帰ってこないわけだから。◆心配ですよね。
◆自分の娘がそうなったときに
大丈夫なんだろうかという、
だから絶対だめって
反対したんですけどね。
だけど、
スティーブンさんと会ったときに、
ハグをされたときにお母さん、いや、
久しぶりやなあ。
お母さんの女が
ぱあっと。
◆違います。
◆一言も言うてへんやん。
お母さん、
あかん、そのうっとり。
◆スティーブンさんは
仕事でやってるみたいな目をして
る。
◆お母さんは完全にこうやって。
やっぱり主人と違うわあ～。
いつまで言うてるねん。
何とも言えない、優しさというか、
そういうものをスティーブンさん
から感じたんでしょうね。
この人だったらうちの娘は
幸せにしてくれるかもしれないというふうに
思ったんです。
このスティーブンさんのほうなん
ですけど、何とまあ４年後には
このお店の三代目として
頑張ろうという。
◆おもしろいなあ。◆ただ、
まだ４年ありますからね。
いろいろこう、
基地で勤務をされて、エンジニア。
特に海外も行きますから、そのたんびに
アイ・ラブ・ユー、ステーキ、
アイ・ラブ・ユー、
ステーキ。
そんなことのないように。
彼はもう、オンリー、ステーキ、
ステーキはオーケーだけど、
彼女は最後だということでござい
ます。
随分とさま変わりするお茶屋さん
になると思いますが、
話題になって、いいかもわからな
いです。
◆ハグしてもらえるお茶屋さん。
◆ちなみにスティーブンさんの好きな日本茶は、
ほうじ茶だそうでございます。
◆渋いなあ。
◆うそかほんまか、
わからんわ、
この情報
ほんまに。さあ、お土産をいただきましょう。
お土産は美ら島 真心の
テラダ貝。
こちらです。
僕らはチャンバラ貝というんですけど。
同じだそうです。
◆どうやって…。
◆くび木茶です。