でも　世紀のこの発明を→
「えぇ～！　俺たち普通にやってるのに
こんなことに　なっちゃってるの？」。
いい洗い方ではないということが
分かったんですよ。（若槻　飯尾）えぇ？
それをちょっとご覧頂きましょう。

これで思わぬことが。
（山根）あれ…？
（若槻）あれ？
（山根）なんでだ？
つまり横にもある意味　満足に回っていない。
縦は　もちろん完全に回っていない。
つまり…
さて　この原因は何でしょう？
書いてみて下さい。
まず　じゃあ　和樹くん。
（飯尾）和樹…。
お父さん　いきます。
はい。（笑い）
シャツが軽すぎて沈まない。
なるほど　なるほど。
（笑い）
いや　いや　いや　いや…。
シャツが軽すぎて沈まない…
浮いちゃうんですね。
（山根）浮いちゃってるってことですか？
だから　軽いから下へいこうと思ってもいけないってことでしょ。
（山根）なるほど。
シャツがね。
つまり最初に　いわゆる布地的に


重い順番に並んじゃったら→
もう…。
もう入れ代わんないですよね。
さあ　千佳ちゃん見せて頂きましょうか。
いきます　ジャン。
洗濯機って
「ｋｇ」　書いてあるじゃないですか。
それ以上の重さになっちゃうと
こうなっちゃうんじゃないかなと。
はい　分かりました。　それでは
今回この疑問に答えて頂くべく→
この高校にお願いをいたしました。
ご覧下さい　どうぞ。
皆さんも　重量オーバーが原因だって
思ったんじゃありませんか？
でも実は　ちょっと違うんです。
今回　実験に協力してくれたのは→
都内にある
私立高校のバドミントン部の皆さん。
番組でＴシャツをご用意。
これを毎日着て　練習してもらいます。
練習中ものすごく汗をかくため
１日に５枚もＴシャツを着替えることが。
そこで　自分たちでお洗濯～。
１１…　１２…。
部員全員　２７枚を入れてみると…→
おっ　洗濯槽にちょうど収まりました。
実は　このときのＴシャツの重さは…
この洗濯機の制限重量７ｋｇの半分以下です。
ところが　取り出してみると…→

大絡まり大会～。
同じやり方で　２０日間洗濯したところ
かなり　よれが目立つように。
洗濯物の重量の制限を守っているのに
なぜか　衣類は傷んでしまったんです。
しかも　影響が出たのは
見た目だけではありませんでした。
練習後の学生たちから　意外な声が
聞かれるようになったんです。　それは…。
練習後に
体が冷えやすくなったというんです。
そこで　練習が終わって２分後の
表面温度を調べてみると…。
なんと　２０回洗濯を繰り返した
Ｔシャツでは→
最大で６度も低くなっていました。
更に　皆さんが洗って干してくれたＴシャツを…。
おはようございま～す。
翌日　見てみると…。
なんと　洗濯物が
乾きづらくなってきたといいます。
本当に　そんなことが起きるの～？
洗濯１回目のＴシャツと２０回洗濯したＴシャツを→
てんびんの付いた物干しざおに掛けて
観察すると…。
洗濯１回目のほうが
乾いて軽くなっても→
２０回洗濯したほうは
まだぬれていて　重いまま。
時間にして　およそ１時間半も

乾きにくくなっていたんです。
実は　この２つの変化も→
衣類が傷んで　繊維に偏りが起こってしまったことが原因。
それにしても　高校生たちの洗濯方法。
重量の制限は守っていたのに一体なんで　こうなるの？
なんでだろう？
いろいろ…
２０回も洗濯していくうちに。
でも普通に洗ったのに…。ここに不思議な→
洗濯のミステリーがあるわけですよ。