2019/04/23(火) 01:10〜02:00 世界はほしいモノにあふれてる▽心地よい暮らし 北欧照明を探す旅〜デンマーク[解][字][再]
よく来たね。
ファッション業界から
転身した 異色の照明デザイナー。
木や紙
アルミなどを使ったシェードが特徴。
素材からもれ出る
やわらかな光と影が印象的なデザイン。
早速 どんな素材で作るか打ち合わせ。
シェードは天井に直接取り付けるタイプ。
電球の数を3つにして 光量は確保する。
目指すのは まぶしすぎず 陰影のある光。
湿度や気温の高い日本の住宅向けに
オススメがあるという。
1ミリに満たない樹脂を重ねて作った
オリジナル。
素材が決まり 具体的に
形をデザインすることになった。
ここで ちょっとブレイク。
斬新なデザインでコペンハーゲンの→
観光名所になっている
学生寮を探検。
世界一クールな
学生寮だとか。
もともと 部屋にライトはない。
学生たちが思い思いの照明コーディネートで→
自分らしい部屋を作っている。
みんなセンスあるね。
やる~ アントン。
照明を使って 自分好みの部屋を作る能力にたけているのは→
小さな頃から 暮らしの中に
ヒュッゲがあったからかもしれない。
あ ヒュッゲだわ。
♪♪~
バイヤーのニールスさん。
この日 ちょっと気になる店を見つけた。
店の主人は御年82歳の職人さん。
電球が普及する前まで使われていた懐かしいオイルランプがいっぱい。
いい匂いしますよね。
1890年代に遡るものもあるという。
見せてくれたのは
30年ほど前に依頼された自慢のランプ。
デンマーク国王も乗船した船に
取り付けられている。
自分用のランプを物色。
かわいい。
こちらは
ヴィンテージもののオイルランプ。
お買い上げ。
かわいい。
でも ほしいモノはそれだけではなかった。
≪それにしたんですか?そう。
真鍮でできた読書灯。
緑色のシェードは王室御用達のブランド。
持って帰るの大変。
掘り出しモノ。
≪つけるの楽しみですね。
さあ… いかがかな。
早速 試してみる。
でも きれいだよな ほんと。
デンマークの自宅にある書斎。
お~ いいね~。
ああ いいな~!
ああ いいわ。
いいじゃん ほら。
成功ですか?
そう 成功しました。
ステキ!
だっていいもんね 2つとも。
ありがとう。
この日 新商品の試作品を見るために
再びトムさんの工房へ。
もうできたんだ 試作品が。
選んだ素材で どんな光が生まれるのか。
まずはリボン状に切った素材を
木枠につけていく。
シェードを形づくるのは全部で40枚。
一枚一枚 手作業で行う。
フォルムの美しさはもちろん
陰影のある表情を生み出したい。
うわ~!
うお~!
きれい!
電球を入れてみると…。
実際には もっと光が強くなる。
しかし このままだと電球がまぶしく見えてしまう。
そこで 光を遮るフィルターで
調節することに。
ニールスさん 上下をひっくり返して
開口部を大きくし→
光をもっと強くしたいと提案。
天井の高さまで上げて確認。
木材で作ったシェードと比べてみる。
緊張 緊張 大丈夫かどうかっていうこと。
つけてみないと
分からないじゃないですか。
どうなるか… よかったです。
うまくいきそう。
今夜はキャンドルで
ヒュッゲな明かりを楽しんで下さい。
ろうそくがやっぱり すばらしいのは…。