2020/01/29(水) 09:55〜10:25 羽鳥慎一モーニングショー拡大[字]


いわれていますけど当時は情報公開がなかった。
なぜかというと
戦争だったからです。
そんな病気が流行しているん
だったらということで
士気が落ちちゃう。
士気が落ちちゃうから流行しているということを
言わなかった。

言わなかったから広がったということなんです。
じゃあ、なんで
スペイン風邪っていうんですか。
スペインは第1次大戦に
参戦していませんでした。
だから兵士の士気の低下を
懸念する必要がなかった。
なので今、国内でこういうものが
流行しているんですという
報道がされた。
それが世界に報道として広まったので
スペイン風邪というふうに


いわれている。
別にスペインが
発生源ということでは
ないということです。
情報の大切さということだと思うんですが
これが当時、あったこと。
大変な広がり。
じゃあ、大事なのは
どうやって抑えたんでしょうか。
当時の対策として隔離
公共施設たくさんの人が使うところは
閉鎖しました。
そして、公共の場では法律でマスクの着用義務もありました。
一部の国では
せきやくしゃみをすると
罰金や投獄と。
これは時代もありますから過激な対策ではありますが
こういうことがあった。
要するに飛まつが危険だということの
表れだと思います。
オーストラリアではその当時
国境を閉鎖。
だから入国の制限ですよね。
そういうことによって
ウイルスの国内侵入を
およそ半年遅らせたことによって
弱くなってきたところで
入ってきたので、そんなに被害が
大きくならなかった。
ここからわかることは

中原さん、今の対策と
同じですねということですね。
中原≫ただ、これは100年前ですから。
インフルエンザで
亡くなるってのは
多くの方がインフルエンザから
肺炎を併発して
亡くなるんです。
今、抗生物質があります。
それから今、タミフルその他
色んなお薬がありますね。
当時は何もない時代ですから
その程度のことしかなかったんだと思います。
実際、新型インフルエンザは
わりと短時間で
終息しましたね、日本でも。
それは特効薬があって
検査薬と特効薬で
ちゃんと対応したから
わりと短時間に
終息したんですけどね。
羽鳥≫そうすると岡田さん
100年前のように
4000万人、5000万人
という人数にはならないけど
対策は
似ているよねということですね。
岡田≫これが
新型インフルエンザの話で
コロナとは

ウイルスがまったく別ですから
比較はできないと思いますが
このポイントというのは新型インフルエンザの
スペイン風邪が出た100年前は
世界に散らばるのに
6か月かかったんですね。
物流とか交通網が全然違います。
船ですから。
だけど今、1週間でしょうと。
それから、国内に入ったら
高速鉄道があるでしょう。
拡散速度が全然違うんですね。
そこにどう対応するかっていうのが
今なんですよね。
羽鳥≫そこが浜田さんさっきも紹介しましたが
スピードの問題というところが
あるんですね。感染拡大。
浜田≫スピードと量ですね。
量もすごく人の移動が激しい。
でも、情報もある程度