ました。
大吉≫テーマパークとか
そういう乗り物というか。
近江≫黒部峡谷鉄道にも伺ったん
ですけれども、室井さんの
アナウンスのおかげで
お客さんたち、見どころを
見逃すことなく
大変楽しい時間を過ごせたと
好評だということです。
室井≫ありがたいです。
大吉≫これからも
ぜひ続けてほしいですね。
近江≫暖かくなったら
乗ってみたいです。
華丸≫修学旅行先が
黒部ダムだったので当時あったら
よかったな、と思いました。
室井≫あの先に黒部ダムがあってこれから何年かのうちには
あそこから延長して
同じようなルートで
行けるようになるという
うわさを聞いています。
ちょっと楽しみだな
と思っています。
大吉≫ちなみに僕も修学旅行
宇奈月温泉
あの辺のスキー場でした。
僕らの時代は福岡は北陸だったんです。
余談ではございますが。
近江≫私も「ブラタモリ」で
立山に行きました。
星空もきれいでね。
室井≫私たち県内の小学生は
必ず立山登山というのが
小学校5年生、6年生のときに
あるんです。
結構、険しいんですけど
今は分からないんですが
つい最近までありました。
近江≫そんな室井さんのポリシーといえば
やりたいことは全部やる
ということがモットーだということで
今、絵本作家の顔も
お持ちでいらっしゃいます。
これまで8冊の本を出版されて
いるということなんですけれども
最新の絵本がこちらです
「すきま地蔵」。
絵も本当に
すてきなんですけれども
ちょっと見てみましょう。
お地蔵さんがビルの隙間からちょっと顔を出しています。
ビルの隙間に閉じ込められて
しまったお地蔵様の一家に
おつかいを頼まれた少年のお話で
またほっこりする。
すてきないい話です。
室井≫お話は私が書いていまして
絵は長谷川さんという
私の相棒が描いています。
大吉≫室井さんはエッセイの
イメージが強くて実際
50冊以上と出されている
ということですが、なんでまた
エッセイから次は
絵本になったんですか?
室井≫「週刊文春」が
ある日クビになりまして
12年書いていたんですけども
クビというか、そろそろ
ということだったんです。
ちょっとすることがなくなって
そんなときに長谷川さんの個展が
東京でありまして
ごあいさつにと思って
その長谷川さんにそのときも
エッセイのときも
挿絵を描いてもらっていたんです。
編集者から声をかけられて
絵本がお好きなんですか
と言われて
絵本は子どもがいないから分かりませんと言ったんですが
よかったら書いてみませんか
と声をかけられたんです。
書いてみようかなと思って
最初はきつねの本を書いたんです。それが長すぎて没になって
次におじいちゃんの
しーびんびん、という
しびんの話を書いたら
子どもは
下ネタが好きかなと思って
そうしたらデビュー作なのに
それでいいんですか?と言われて
それで自分の名前の話にするのが
いいかなと思って
あっという間に自分の話なので
エッセイ書くみたいにして
書いたら、できまして
名前の話って珍しかったみたいで