長谷川さんが描いています。
しげちゃん一座で全国を回るとき
室井さんの面倒見のよさに
長谷川さんはいつも
感心しています。
アトリエを飛び出し
お客さんの反応を直接感じられるライブは
とても楽しいと言う長谷川さん。
しかし、ライブ中の室井さんのむちゃ振りに困り果てています。
室井さんが初めて
文と絵の両方を手がけたこの絵本。
てぬぐいを使った愉快な
変身遊びが楽しめるお話です。
てぬぐいをくるくる巻いて
象の鼻に見立てたり
のれんに見立ててみたり
このような、てぬぐい遊びをお客さんと一緒に楽しむのですが。
むちゃ振りにどう応えているか
見せてくれました。
長谷川≫ほら、ピトトトトンって
言って…
大吉≫長谷川さんもそろそろ
レパートリーがつきてきているような。
まだまだ引き出しはありますか。
室井≫大丈夫です。
華丸≫心は
全治2週間じゃないですか。
<笑い声>
大吉≫年間30回公演で
毎回新ネタは大変だと思います。
近江≫神奈川県の方からです。
いつか旅番組で
富山を訪れたときに
中華料理屋さんで
お会計をする際に
室井さんが取り出したのが
チョコレートの缶。
室井≫箱です。
近江≫まだお財布はチョコレートの箱なんですか?と。
室井≫チョコレートの箱を
使っていたときもあって
旅番組でご覧になった方で
お弁当の箱を作っている
という業者さんが
そんなに箱がお好きならって
大量に。
お弁当って懐石弁当とかゴージャスなやつが
箱の中に
箱が入ってるじゃないですか。
山のように
送ってきてくださったんです。
そこまで箱が好きなわけじゃ
なかったんですけれど。
<笑い声>
これをどうやって使ったらいいのかなと思いながら
使っていたんですが
結局それもやめて
今はビニールとかに入れて。
華丸≫お財布は?室井≫持ってるんですよ。
お財布は、お金持ちから
もらったほうがいいって
言う人から聞いて
自分の周りでいちばんお金持ちそうな人に買ってもらったものを
持っているし
亡くなった緒形拳さんから
お財布をプレゼントしてもらった
ときもあって持っているんですよ。
でもね使えないんですよ。
お財布ってすぐに
汚れるじゃないですか。
なんかもったいなくて使えなくて
結局ビニールになるんです。
飾ってあるんです、お財布は。
華丸≫しげちゃん一座のときは
これでいいかと。
大吉≫まあまあ便利だと
思いますけどビニールの袋。
室井≫空港とかでお買い物すると
レジ係の方が、本当にそれを使っているんですねって。
でも一目瞭然で
どこにいくら入っているかと。
近江≫中身が見えて便利ですよね。
華丸≫防水にもなるしね。
大吉≫いつまでこの話するんです
か。
近江≫長谷川さんのお話に
戻ります。一緒に活動する絵本作家の
長谷川さんがこんなことを
教えてくれました。
コロナで
しばらく集まれなかったけど
先月、半年ぶりに山形県で
絵本ライブを行いました。
当日の朝早くに、室井さんから
「朝ごはんが食べられそうに
ないから、みんなで食べて」
ってメールが来ました。
あの食いしん坊の室井さんが
朝ごはんを食べないなんて!
と心配していたら