光森さん、5月ごろから配信されているそうですね。
光森≫さようでございます。
緊急事態宣言が出た4月ごろから始めまして
5月ごろには
このような形で
配信をしております。
われわれ、僧侶がみずから放送しているもので
なるべく、初めてご覧の方にも
分かりやすいように
説明を加えたりしています。
内藤≫お寺が身近になったという声も
寄せられているそうですね。
光森≫ご高評いただいています。
内藤≫さらに今年の大みそかには
初めて除夜の鐘の
オンライン配信にも
挑戦します。
そのリハーサルの様子を
見せていただきましょう。
私たちのいる本堂の向かって左側
鐘楼の中に鐘があります。
高さ2mほどの鐘。
非常に重厚なものです。
この鐘の音をいい音で拾いたいと
今回、新たに高性能のマイクも取り付けました。
オンラインでも美しく
聞こえるようにということで
この鐘が鳴ったとき
光森さんが、こちらの機械で調整します。
そして、奥のスピーカーから
音が再生される仕組みです。
リハーサル
特別に見せていただきます。
お願いします。
≫よろしくお願いします。
(鐘の音)
内藤≫余韻が届くように
音を調整しています。
スタジオの皆さん
一足早い除夜の鐘
いかがですか?
宮本≫心にしみますね。
この1年をふっと思い出しちゃう。
1年どうだったかって気に
なっちゃう。けど、あくまでも試験ですもんね。
大吉≫本番に向けてのリハーサル。
宮本≫いい音だ。
内藤≫光森さん、本番に向けて
どんな気持ちで届けますか。
光森≫なかなか皆様
大変な1年になったのではないかと思うところですが
築地本願寺の
除夜の鐘の配信を通して
少しでも仏様を
身近に感じていただきながら
落ち着いたひとときを
お過ごしいただければと思います。
内藤≫ありがとうございました。
オンラインで響く除夜の鐘。
(鐘の音)
内藤≫今年は、日本へ、世界へエールを届けます。
中継でお伝えしました。
保里≫本当に私たちの気持ちを支えてくれる
お寺で、こういう取り組みがある。
本当、心強い。
大吉≫プロの方ではなくて
僧侶の方たちがあんな本格的な機材を持ち込んで。
われわれも劇場配信
よくやってるんですが
吉本、負けてるよね。
機材のレベル。
それで鐘の音が
あまり入ってこなかった。
保里≫なんといっても
今年、私たちを
支えてくださっている
方々について
続いて、見ていきたいと思います。
医療従事者の皆さんです。
≫“そばにいるよ”
医療現場の心のケア。
この1年、過酷な状況下で
闘ってきた医療現場。
大きな課題となっているのが
医療従事者の心のケアです。
≫こうした差別に加え
肉体的な疲労や感染への不安に
つらい思いを抱えています。
彼らの心をどう守るか独自の取り組みが始っています。
感染症指定医療機関として
コロナ患者を受け入れてきた
埼玉医科大学病院です。
≫「こころのケアチーム」。
精神科医を中心に
看護師や公認心理士など
さまざまな専門性を持った
スタッフで
相談に乗れるチームを作りました。
今、課題と感じているのが
最前線で闘っているからこその
View Comments
aaaa