お祭りとかイベントとか
娯楽を作る方々
本当に今、大変な状況だと思うんですが
そうした中で知恵と工夫を
総動員して見せた人たちがいます。
ご覧ください。
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保里≫NHKでは、この冬
「#見上げてごらん」を
キャッチフレーズに
コロナ禍で負けず
上向きになる写真とエピソードを
募集しています、この番組では
皆さんが上を向いて撮った空の写真に
注目しました。
本当にきれいな写真
たくさん
寄せていただいているんですが
少しエピソードとともに
ご紹介します。
「変わらずきれいな空」。
送ってくださったのは
東京都中野区にお住まいの方
中学1年生です。
外出自粛が解除され
久しぶりに行けた塾の帰り道に、しんみりしながら
撮った1枚。
この写真を見ると空が明けるように
いつか明るい日常が
やってくると思えて
前向きな気持ちになれる
ということです。
そして、もう1つ
ご紹介しましょう。
「おっきな○まる」という
タイトルです。
千葉市の方が撮った写真です。
空気の入れ替えで窓を開けたとき
不思議な形の雲に
気が付きシャッターを押しました。
大きな穴の向こうから
誰かが「頑張っているよ一人じゃないよ」と
見守ってくれているように感じ
勇気をもらえる
ということなんですね。
大吉≫先ほどのVTRもそうですけど、亞門さん。
宮本≫みんな、本当に
大変じゃないですか。
でも、コロナ禍で
でも頑張ろう、人を喜ばせようって思ってると思うと
本当、泣けてきちゃって
人ってすごいなって。
人間ってすごい温かいんだなって。
本当に、今回のコロナで
思い知らされたというか
知りましたね。
保里≫本当にみんな
上を向いていらっしゃいます。
「見上げてごらん
プロジェクト」では引き続き
写真、エピソード募集しています。
では、続いてまいりましょう。
上向き太郎のもとに届いた
「みんなの知恵」。
≫転んでも立ち上がる。
≫冨久正二さん、103歳。
マスターズ陸上の
日本記録保持者です。
97歳から陸上競技を開始し
東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれました。
大会延期でも
来年の晴れ舞台を目指し
練習を続けています。
≫オリンピック延期が決まる前の3月上旬。
冨久さんが始めたのは
聖火リレーと同じ200mを走り切る練習。
≫持っている棒は
トーチと同じ重さ1.2kg。
200m走るのは
初めての挑戦です。
≫10分以上かけて
なんとか、たどり着きました。
≫人生最大の目標
聖火リレーの延期。
それでも前を向く、諦めない心。
原点は75年前の辛い記憶にあります。
地元・広島への原爆投下。
冨久さんは当時の国鉄職員として救援活動に当たり
その中で
多くの命が失われていくさまを目の当たりにしました。
100歳を超えて
なお走り続ける姿を通して
平和への思いを世界に届けたい。
自分の使命だと考えています。
≫延期決定後、感染は拡大。
屋外での練習もままならない日々。
それでも冨久さんは1日も休まず
自宅でトレーニングを続けました。
≫12月。
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