私は思うんですね。
ちょっと、ややニュアンスとか
あるいは政治的な文脈で捉えられてしまうということは
あるかもしれませんけれども
そこは、皆さんには
ご理解いただければというふうに
思います。
≫小林さんが
おっしゃっていることは
分かるんです。
この1月5日の尾身さんのご発言は
結構、遅い時間だったっけ。
≫10時くらいの会見だったと思います。
≫緊急で会見を
開いたうえでの発言ですから
やっぱり山田さん
僕は、あの時は
それが尾身さんの本音で
ここで本音を国民に訴えなければ
大変なことになるっていう
思いがあったから
僕には響いたんですけどね。
≫もともと、分科会の立てつけに私は無理があると思っていて
医学の専門家と経済の専門家が
それぞれが議論を尽くして最後は政府が
判断するという
構図を作ればよかったのに
専門家会議から分科会にした時に
いろんな方が入る会議で決める。
しかもトップが
医学の専門家であると。
そうすると尾身さんは
医学の立場での顔と
全体を見る顔の2つあって
最初の1月5日の発言は
私は医学者としての発言だと
思うんです。
ここはここで突き詰めた議論を
しなくちゃいけないのに
それが全体を見る顔でもあるので
深まらないまま曖昧な言葉になってて
しかも私は頑張るという
情緒的な…。
私は情緒が悪いので
というのではなくて
尾身さんに言わせたらいかんと
思いますよ。
≫本当にそう思いますよ。
先ほど小林さんがおっしゃった緊張感が、去年に比べて
随分欠けているんじゃないか
というのがよく分かるんです。
国民の側にも
あの時の
よし、力を入れて頑張らなきゃ
みんなでという気持ちがどんどん薄くなってる。
1つは政治家の責任でもあると
思うんです。
例えば、12月ですね。
どんどん感染者数が増えてきて
増大してきて
大勢の会食はやめましょうと
みんなに声をかけてる最中に
政治家が続々と
大人数の会食をしていましたよね。それから、つい昨日ですか
国会議員が非常事態にルール作りをしようと
会食自粛のルール作りをしようと
呼びかけたらそれは結局却下されちゃって
まとまらなかった。
そんなこともできない。
特権階級意識でも
あるのかしらって。
自粛は下々の者が
やっていればいいので
私たちは
好きに会食やりますよって
何時でも食べに行きますよと
言っているように
聞こえちゃうんですよね。
そういう状況だと
力入らないですよ。
私たち庶民の側も。
≫ツッチーどう?
≫僕も、そう思いますよ。
努力すれば、感染者を
減らすこともできるでしょうし。
あと、ちゃんと見てる
大人の人たち
北村さんとかは
尾身さんとかのことも分かるけど
大事なのは
ちゃんと見てる人じゃない人たち。
緩い行動をしてしまう
若者だったりとか
そんな興味ないような人たちにも
伝わるようにするのが大事だと思うので。
それで緊急事態宣言を
発令するというのが
大きなチャンスだったわけで
そこでは伝わらないなって
思ったので