ぐんぐんと実力をつけていくハラさん。
実は そんな高校時代をよく知る
意外な人物がいたんだ!
その意外な人物とは…。
お願いします!ニューヨーク 屋敷です。
屋敷!
2020年 キングオブコント準優勝でM-1ファイナリスト→
ニューヨークの屋敷さん。
実は ある事をきっかけに→
高校時代のハラさんと
意外な接点があったんです。
僕が 大学4年生の時に→
高校の社会の先生の免許を取りに教育実習 行ったんですよ。
そう ハラさんと屋敷さんは
母校が同じなんです。
(屋敷)その時に 高校生の子が→
先生 こいつ すごいから見たってみたいな感じで紹介されて→
なんか
マジック見せてもらったんですよ。
うわっ めっちゃ すごいな
みたいな→
こんな田舎に
こんなんできる子おるんや→
っていうのだけ 記憶あって…。
本当の 田舎の高校なんで。
あの町から そういうね→
僕なんかより 全然 こう…。
ありがとうございます。
へえ~…。
そうだよね。
ヤンキーの前でやってたから→
教育実習の先生の前でやるのも
わけないもんね。
もう全然 気楽にやってましたね。
そんな中 ハラさんはですね…。
これは どんな大会なんですか?
アメリカのネバダ州にあるリノっていう町で→
そこに 世界中のマジシャンが
技を競いに来る→
そんな大会ですね。
へえ~。
日本大会で課題になった
技術力にも→
自信がついていたハラさん。
この大会の結果は…→
はい 全く歯が立たずに
惨敗してしまいます。
そうなの?
得点表で 技術点 何点パフォーマンス点 何点みたいな→
色々 点数分けにされて→
僕の技術点はよかったんですけど→
パフォーマンス点が0点で。
なんか やっぱり 毎日毎日…。
(ハラさん)顔の表情が すごい…→
深刻な表情でマジックをやっていて。
楽しませようっていうより→
バレないようにバレないようにって→
こう… そのプレッシャーが
顔に出ちゃってたみたいで。
その弊害が出てしまっていた
という事なんですね。
なるほど。
ここで 初めてハラさんはですね…。
そして 表現力だと気づかされた
という事なんですね。
他のコンテスタントの…
出場者の人たちの部屋に行ったら→
みんな 鏡の前で練習してて→
何やってるのかなと思ったら…。
俺だったら トランプ出したあと→
こういうふうにポーズを取るんだとか→
いやいや
私だったら こうするとか→
ネタうんぬんじゃなくて
パフォーマンスを研究してて。
それ見た時に やっぱり 日本の
自分のやってたやり方じゃ→
全く世界に歯が立たないな
っていうふうに思いましたね。
ここでですね 新たな壁に
ぶち当たってしまったハラさん。
自分は マジックで
何を表現したらいいのか→
考えに考えた結果
一つの答えが出ます。
それが こちら。
生まれ育った十津川村の自然を表現しようという事なんですが→
これは
一体 どういう事でしょうか?
自分にしかできないもの 何かな?
と思ったら→
やっぱ 自分のルーツを→
マジックで表現できたらいいなと思って…。
子供の時に遊んでた
桜の木の下で→
桜が 春に咲く様子とか→
逆に花が散っていく様子を表現できないかな みたいな…。
そうやって 自分の思い出を
マジックで表現する作業に→
入っていきましたね。