ではこのAI受診相談システムの
導入を決められました
海老名市役所の安宅道善さんに
お話を伺います。
なぜこのシステムの導入を決められたんでしょうか?
安宅≫まず市民の皆様が
気軽に相談できる
システムということ。
また海老名市は
保健所がないんですが
新型コロナウイルス専用の
コールセンターというものを
設けています。
そのコールセンターと
このシステムをつなげられると
いうことですね。
またもう1つは
今、新型コロナ禍において
新型コロナ以外の症状がある方
こういった方たちがコロナに感染
するんじゃないか
とか
そういった心配で
受診を控える方が
多いということで
海老名市医師会や医療機関から
そのような声を
聞いておりますので
受診控えがないように
導入を考えました。
大吉≫安宅さん、実際に導入して
みて今のところいかがでしょうか。
安宅≫実際にAIのシステムを使って
海老名市のコールセンターのほう
に連絡をいただいて
われわれの市の保健師が相談に
乗りながら医療機関に
つないだという実績も
ございますので
市民の不安解消につながっている
のかなと受け止めております。
保里≫安宅さん
朝からありがとうございました。
こうした不安を解消するために
つなげる取り組み
ほかにもありまして
例えば東京都では
チャットボットといって
質問に対話形式で自動応答してくれる相談窓口もあります。
そして医療機関によっては
インターネットでのオンライン
診療を受け付けているところも
ありますよね。
大事なのは
感染しているか不安だという方も
持病がある方も
こうしたサポートをぜひ活用して
必要なときには
健康や命を守るために
ためらわずに医療機関を受診する
ということなんです。
こうしたAIを活用しようという
動き、まだあります。
アメリカの
マサチューセッツ工科大学に
よりますと
新型コロナに感染したかどうかがせきの音だけで
分かるというんです。
皆さんに実際これから
3つのせきの音を
聞いていただきたいと思います。
感染していない人
感染して症状のある人
そして感染しているが無症状の人。
このそれぞれの人が無意識に出したせきの音を
聞いていただきます
ランダムに。
華丸さん、その中から
感染して症状のある人のせきがどれか
聞きながら当ててみてください。
大吉≫斬新なクイズ。
保里≫まず1つ目。
<せきの音>
保里≫2つ目。
<せきの音>
華丸≫全然分からない。
保里≫3つ目。
<せきの音>
保里≫どうでしょうかね。華丸≫3番目は芝居っぽいな。
保里≫無意識に出した
せきの音です。
大吉≫ちゃんとしたというのも
あれですけれども
ちゃんとしたせきなんですよね。
華丸≫2番目?
保里≫正解を見てみましょう。
正解は1番目。感染して症状のある人のせきは
1番目ということでした。
ちょっと難しかったですかね。
華丸≫ちょっと福岡大学なんで。