神谷≫これだけおしゃれだと
家に飾りたくなりますよね。
きょうは皆さんに、こうした
飾りたくなる書のアートを
やっていただきます。
大吉≫無理だって。
神谷≫簡単にできるんですよ。
大吉≫簡単にできるわけが
ないでしょう！
神谷≫岩尾さんに
シェアしていただきたいと
思います。岩尾さんによると
ポイントは１つだけなんです。
左右をどちらかにずらして
一気に書くということです。
この理由は何でしょう？
岩尾≫まず左右にどちらかにずらすことによって
余白が生まれます。
その余白をうまく使うことによって上品な作品に仕上がります。
一気に書く理由というのが
迷いがちに書いてしまうとどうしても勢いのないものに
なりがちなのですが
年の初めなので、明るくどしっと一発で強い気持ちで
書いていただけるとかっこいい
作品になるかなと思いまして
ポイントにいたしました。
神谷≫ずらしてできた余白
岩尾さんの書の左下のところに
ある署名
朱色のものなんですが
これを書くとより
アートに近づくということです。
華丸≫あれは印鑑じゃなくて？
神谷≫赤筆で書いていただくと
いいかなと思います。
大吉≫お題は何でしょう？
神谷≫ことしの抱負です。
漢字ひと文字で
書道家になりきって
お願いしたいと思います。
大吉≫今回は近江ちゃんも参加するんですね。頑張ります。
近江≫一気に書いたほうが
いいんですね、思い切り。
岩尾≫基本的には、漢字は
右に大きく展開する字が多いので
左に寄せると
動きを出せることが多いです。
大吉≫左に寄せる？
近江≫色紙の左側に書くということですか？
岩尾≫そうですね。
華丸≫先生は右側ですよね。
岩尾≫漢字によって
変わるんですけど。
大吉≫できれば左に寄せたほうが
うまく見えると。
岩尾≫太い字と、極力細い字を
組み合わせることによって
立体感が出て
アーティスト感が倍増します。
近江≫難しいよ、そのアドバイス。
神谷≫ちなみに私も文字を
書いたんです。
「鷹」の字です。
下の名前が
一鷹といいますので書きました。
左に寄せました。
大吉≫かっこいい。
神谷≫書くのに３０秒もかからず
書いたので。
華丸≫やってたでしょう？
神谷≫小さいころに２年ほど
やっていたんですが
それ以来、筆を全くとっていなかったので
久しぶりに今回、書きました。
華丸≫リモートでも
やれるんだというところを
見せましょうよ。
隣で手ほどきを
受けているかのように。
温水≫それよりも、ことしの抱負。
華丸≫確かに…。
岩尾≫最初に筆に
たっぷり墨をつけてどしんと
書いてもらうといいですね。
近江≫できた人から見せていいですか？できました。
ことしは、これです。
岩尾≫すごいいいですね。雰囲気が出て。
華丸≫きのうを引きずっている。
近江≫ぬか漬けをぜひね
宮崎でも
おいしい大根を頑張りたい。
ほか、できた方いますか。
華丸≫名前を書かないと。近江≫最後の仕上げに
入っていますね。
華丸≫できるだけ細くと言われたな。
大吉≫はいはい、できました。
温水さんの「温」という字です。
殺伐とした
みんなピリピリしているので温かく、ぬくぬくとなるべく
生活したいなということで