出入国者の入国の後追いであると
か、
いろんなところの手立てや新しいシステムというのが全く作られて
ないような感じがするんですよね。
だから、すべて政治のせいにした
りとか、
総理大臣や閣僚のせいにするというのは僕は嫌いなんですけれども、
ことここに至ると、ちょっとこれ、
しばらくすると人災といわれてもしかたないような、
先ほどの話も出ますけれども、コ
ミュニケーション不足になってき
ていて、そこからの発展がない、
動きようがない、
みんな我慢しろ、
我慢しろだけ言われる、
総理大臣は１か月先のことは仮定
の話で分からないと言ってしまう
ということになってくると、せっ
かくの新内閣も悪循環になってし
まいますよね。
＞＞この５００という数字なんですが、
教授の東京の感染者のシミュレー
ションですが。
＞＞まずはこの赤い線から。東京
で新たに。
＞＞１５０２人の感染が確認され
ました。
東京では新たに１５０２人の感染
が確認されました。
きのうが１４３３人ということで
すから、また１５００人台という
ことですね。
＞＞西浦先生のシミュレーシ
ョンですが、まず赤い線、このま
まの緊急事態宣言が続いていくと、
２月末にも政府が解除の目安とし
ている５００人まで感染者数は少
なくなると。
ただここで、
緊急事態宣言を解除すると、徐々
に感染者数が増えていって、
４月中旬にも１０００人にも上昇
してしまう。
こちらの青い線は、
前回と同じ程度の効果の対策を行った場合、
２月末には１００人未満になる。
この少ない感染者数の推移でいき、
同じレベルにまで上がってしまう
のは７月中旬ごろだということで
す。
＞＞宮澤先生、
西村大臣は、
５００人を目指してとおっしゃってるんですから、５００人という
数字は、宮澤先生はどういうふう
に捉えてらっしゃいますか。
＞＞５００人という数字の根拠が
どこにあるのかは私はよく分かん
ないんですけれども、この５００
人というところは、
先ほどお話あったように、そのあ
と、
解除したらまたすぐ増えてくる可
能性が高いというところですね。
ヨーロッパの各国、
フランスなんかでも、ご存じだと思いますけれども、
４月ごろまで外出禁止とかやって、
バケーションのシーズンの前にかなり低いところまで抑えていたん
だけども、
バケーション開始したらまたすぐぼーんと増えて、今、ひどい状況
になってるのはご存じのとおりで
すよね。
だから、この赤い線のように、ま
た戻ってしまうという可能性、か
なり高いわけですね。
そうすると、
その５００人まで下げたところま
で解除するときにですね、
もう何してもいいですよっていう
言い方をすると、やっぱり増える
と思うので、家庭内での広がりを
抑えるために、こういうことを続
けてくださいというふうなことを
具体的に言って、それを徹底でき
れば、この上がり方がまた少しは
緩やかに済むという。
＞＞いきなり解除するわけではな
くて、これとこれはやってもいい
けど、これはやらないでください
と。
＞＞そうです、そうです。
＞＞という言い方をしなきゃいけないということなんですね。
で、
実は宮澤先生がいらっしゃいます、
近大なんですけれども、今、
医療現場で何が起きているのかということなんですが、これまず、
無症状・無自覚の患者の診察で、
濃厚接触者に、これ、
お医者様が認定されてしまうとい
うことなんですか？
＞＞そういうことがあったという