ことですね。
濃厚接触者の定義って、
厚生労働省、
保健所がやっている定義があるん
ですけれども、大学の中でも、
大学の中で感染が広がらないよう
に、
感染対策室が診察した先生、
この人、
患者が出た場合に、
その人濃厚接触者でしたということが起こりうるわけです。
患者さんが全く無症状、それから
自分が感染してる可能性というの
を考えないでいらっしゃった患者
さんと、外来ですね、
外来ですとやっぱりいろいろな防
護具とかしないままでやりますか
ら、普通にマスクしてる、
でも患者さんのマスクのしかたがそれほどちゃんとしてなかったと
か、
それからお話の時間が長かったとか、そういうふうな場合に聞き取
りをして、濃厚接触者と認定する
という場合があります。
そうすると、
２週間自宅待機というふうな形になって、そうすると、
その先生は医療チームに加われな
いという形になります。
＞＞そして重症感染者で埋まる救
命救急センター。
これはどういうことでしょうか。
＞＞救命救急センターってありま
して、
そこは本来ですと心筋梗塞の重症な方ですとか、そういう方の治療
に当たるんですね、
脳梗塞の重症の方とか、今もうほとんどそこは、
新型コロナウイルス感染の重症者
の方で埋まっていて、常時１０名
ぐらい、９名から１０名ぐらいの
患者さんがいらっしゃる、
その中にはＥＣＭＯを使ってる方
というのも常時、
１人いらっしゃる、あるいは２人
いらっしゃると、そういうような
状況になっているわけです。
＞＞東京都なんですけども、
それではなくて、
病院を統合する、これですよね。
それですね。
＞＞東京は新たに３つの病院をコロナの重点拠点とするということ
ですね。
＞＞これ、
宮澤先生ね、
３病院をもうコロナの重点拠点にするんだというふうに東京都は方
針転換を図ろうとしてますけれど
も、こういうやり方っていうのは、
いかがでしょうか。
＞＞これもう、
前から議論されていることですけ
れども、
病床数を増やしましたというだけ
ですぐそれが稼働するというわけ
ではないですよね。
そこに必ず医療従事者が必要なわ
けです。
今、私たちの病院でもそうですけ
ども、
例えば本来だったら感染症の専門でないお医者さんとか看護師さん
とか、そういう方たちに協力チー
ムを作ってもらって、
重症者の対応に当たっているとこ
ろに入ってもらうということをし
なきゃいけないんです。
＞＞あと、それから先生、
変異種の話なんですけども、
これまた新たに入ってきまして、
アメリカのオハイオ州立大学なん
ですが、
未確認の新たな変異ウイルス、
高齢の女性から発見されたと。
イギリスで発見されたものと同様
の特徴があって、
従来より５０％、
７０％感染が広がりやすい。
アメリカ国内で変異した可能性も
あるということなんですけども、
このウイルスの変異なんですね、
このウイルスの変異というのは、
われわれは、
どれぐらい恐れたらいいのか、変異というのは、
頻繁に起こるものなのか、これ、
どういうふうに受け取ったらいいですか。
＞＞これ、
ウイルスが人間の体の中で増えていく間に、
ウイルスの遺伝子をコピーすると
きのコピーし間違いというのはど
うしても生じて、その変異という
のは、だからだんだんだんだん、
人間の顔がお互いどうし違うよう
な形で、
ウイルスの遺伝子にちょっとずつ