違ったところが出てくると、
一回ちょっと変わったところが出
て、その子孫でまた別のところが
変わって、こういうのがだんだん
繰り返されてくるわけですね。
ただし、
変異が起こったからといって必ずしも病原性が強くなるとか、
感染性が強くなるとか、
そういうわけではないですね。今、皆さん、
イギリスの変異種というのを非常
に警戒されてらっしゃいますけれ
ども、決して、それが今、
ウイルスで爆発的に増えて、イギリスのウイルスの主流になってい
るという、そういう段階ではない
です。
まだイギリスでも検出されてきた
ウイルスの遺伝子全体の中で、
その変異種が占める割合って、1
%にも満たないぐらいで、
これから何か月かすると、それが
うんとメジャーになってくるとい
う可能性はあります。
>>つまり、
全く姿形を変えて、
全く違うものになるという意味ではないということですね。
>>そういう意味ではないです。
だからインフルエンザの場合の毎年流行する亜型が変わりますよね。
あれみたいな形で、例えばワクチ
ンが効かないようなものが突然出
てきたとか、そういう話ではまだ
全然ないんです。
少し、すこーし顔つきが違って、
ちょっとだけ早く増えるようなも
のも出てきましたよぐらいのとこ
ろなんで、これを過剰に恐れる必
要は今のところありません。
>>過剰に恐れる必要はない。
それからきのう出ました、
ビジネス関係の方も入国一時停止ということなんですが。
>>ビジネス関係者の外国人の往
来、韓国や中国など、11の国と
地域の間で例外的に認められてい
ましたが、きのう、菅総理は、
あらゆるリスクを予防的に取り除
くために緊急事態宣言が発令され
ている間、一時停止することにい
たしますと話しました。
>>新たな水際対策、強化します
よということで、きょうからなん
ですが。
>>政府は、
日本に入国するすべての人に対し
て、
14日間待機することや、公共交
通機関を使わないこと、
位置情報を保存することなどを約
束する誓約書の提出を求めるとい
うことです。
これに違反した場合、
氏名の公表や、
在留資格の取り消しなどの措置が取られるということです。
>>伊藤さんね、
さっき舘野さんの話にも出てきたんですけれども、
あれ、
これできちゃうの?と、こっちの新たな水際対策ね。
これできちゃうんだったら、最初
にこれやっといて、
ある程度のビジネスマンの入国っ
ていうのは受け入れてもいいんじ
ゃないかって、
逆にも取れるんですけどね。>>そうですよね。
だから10月の段階で、
もう全部OKよってしてしまったっていうのが、果たしてどうなの
かと。
やっぱりそこは慎重を期して、こういう今出した対策をやって、
そして受け入れるということをす
べきだったのではないかなという
気がしますね。
>>もちろんお願いベースであるんだけれども、誓約書を書いて、
そこに名前も公表されて、
在留資格の取り消しなどの措置も取ることもあるよと言われると、
これ、違反する人は減るわけです
よね。
これが最初にできるんだったら、
これをやって、じゃあ、ビジネス
マンの方には、
守ってもらって入ってもらうほうが日本の経済にとっては、
いいわけですよ。
>>そうなんですよね。
ですので結局、
外国人の労働者の方がいないと成り立たない中小企業とか、それか
ら農業とか、そういう分野もある
わけなんですね。
きょうのニュースでは、やっぱり
7割がそういう方らしいんですよ
ね、ベトナムとかそういう国のね。
ですので、
そういうことを考えるならば、
なぜ最初のうちにそれをちゃんとやって、
ここに至るまでの間で、