きたいぐらいで、今、岡山の方々
も一生懸命頑張っておられます。
>>きょう、
ten.初めて出演の菅野さん、
よろしくお願いします。
>>よろしくお願いします。
>>岡山とか関西もそうですけれ
ども、やはり果物っていうのは生
活のすごく近いところにあります
もんね。
>>そうですよね。
それでたぶん恐らく作るためにも
のすごく費用もかかってますし、
手間暇かかってますから、それが
一瞬のうちにだめになるって、か
なりのダメージ受けると思うんで
すよね。
>>やっぱり、
台風とかがものすごく怖いっていうのは、ここなんですね。
収穫前落下といいますが、
あえて収穫前というのを強調してありますが、
果物もいわゆる植物でありますか
ら、
どの時点でも病気になったりして、
落ちたりすることがあるんです。
これからが今、菅野さん言ってい
ただいたように、
商品でやっと回収できるのにとい
うときに、やっぱり来るんですよ、
台風は。
なので、
これをなんとかやっぱり避けたい
ところだったんだけれども、こと
しはそこに雨で、
土砂崩れということが追加されてしまったわけですが、
ちょっとね、これだけの損失です。
ご覧いただきましょう。
農業全体で、
西日本の豪雨で1000億といわれておりますが、
いわゆるかんきつ類、愛媛の県庁
に聞いたら25億円。25億いう
ても、
なかなか実感ございませんから、1個当たり50円、これ、
冬場の大体のお値段ですが、換算
しますとこれぐらいです。
藤原さん、
5000万個食べてもらわないとあきまへん。
>>食べるかどうかは別にして。
>>食べるかいなそんなもん。
>>とんでもない数ですね。
>>みかんだけをとってもこれだ
けの損失っていうことですからね。
>>で、
まあ関西もひと事ではないという
のは、やっぱり関西、みかんとい
えば、和歌山でございます。
愛媛とどっちが上かと。これもう、
藤原さん、
言うてください、どっちが上ですか?
関西のテレビですよ、分かってま
すね。
>>和歌山ですね。
>>当たりです。
和歌山が1位でございます。
ただ、僅差なんです。
もういつもね、愛媛と競っており
ます。
愛媛は、かんきつ類全部になりま
すと、実は1位になります。
菅野さん、東京だとね、ここ、静
岡が入るんですね。
>>私も静岡だと思ってました。
>>でしょ?静岡、最近、不作が
続いておりまして、
熊本が急浮上しておりますが、やっぱり和歌山、愛媛というのは、
共通の事情がありまして、
みかんが出来るには、やっぱりこれがいるんですね。
30度。
体温ではございません。
これね、今回、大きな被害を受け
た、宇和島の、
愛媛で一番みかんの発祥の地とい
われている所の地形を再現してお
ります。
これ、和歌山も非常によく似てる。
この青い所、海です。
こういう斜面がありまして、これ、
カメラさん撮ってください。
斜めにしますと、
この傾斜度が30度なんです。
普通に言いまして、人間立ってられません。
だから収穫も手入れも非常に大変。
ところが、これが日当たりがよく
て、水はけがいい。しかしながら、
もう一つ理由がありまして、ここ、海があります。
これ、
和歌山での海沿いの所とか、よく似てるんですが、この30度の地
面の土というのは、
もともと海の底にあった土が、盛り上がって出来ているんですね。
ですから、水はけもいいんだけれ