ども、言いかえれば崩れやすい。
ですから、豊作、お金をもたらし
てくれるおいしいみかんと裏腹に、
やっぱり災害には弱い。しかしな
がら、
今までこんな雨降ったことはなか
ったということがあります。
＞＞ここだからこそ育つ、
おいしいみかんが育つというのもあると思うんですが。
＞＞そうですね、おっしゃった宇
和島なんて、温州みかんなんて、
ずっと密生していますから、
やられるときは一気にやられてしまうんですね。
しかも栽培農家の要するに、高齢
化が進んでいますから、
直前に対応するやっぱり対応力が
だんだん、なくなってきているわ
けですね。
二重、
三重もだめになりますね。
＞＞若一さんから高齢化というお
話がありました。
まさにそのために、今回、今、映
像は、
畑ごと流されちゃった愛媛のみかん園なんですが、復活させるのに
ね、みかん園ならではのこれがい
るんですね。
モノレール。
＞＞モノレール？
＞＞えっというお話になります。
モノレールといいますと、これは
もう、
大阪空港の所走ってるとか、羽田空港とか、
イメージないと思いますが、こう
いう映像見てください、これがみ
かんのモノレール。これね、和歌
山にもあります。
愛媛にもあります。
＞＞これ、無人ですよね。
＞＞当たり前です。
これに人乗って遊んでどうする。
これ、後ろにいるのが、分かりま
すか？黄色い籠の中に、
みかんちゃんが載っております。
＞＞みかんがいっぱい。
＞＞これ実際、畑に行くと、
びっくりするほど路線が出来てますよね、若一さんね。つまり若一
さん言われた、
高齢者の方多いんです。申し上げたように３０度の急斜面、
若い人でも立って作業大変。
だから、
みかん畑を復旧させるのにこれも
いるんですよ。
植えりゃいいっていうものじゃな
い。
そして、植えたあとにも、実はみ
かんは、
苗木からだと１０年かかります。
＞＞１０年もかかるんですか。
＞＞この１０年というのがさらに
問題でありまして。
こちらでございます。
主力の６０歳以上の方々からした
ら、
７０歳まで待てというのかと。だからもう、
廃業したいというお声がある。
そしてね、
実はこのあとやりますが、みかん、
やっぱりいろいろ改良されて、
お金を生み出してきているので、
若い方、多いんですね。
藤原さんぐらいの年代の方もいる
んですよ。
ところが、その年代の方々からし
たら、１０歳の子どもを持って、
２０歳まで収入なしかと。
だからやっぱり、
国なり、
あるいはクラウドファンディングなり、いろんな支援を求められて
いるわけですが、
私はここであえて申し上げたい。やっぱりね、果物、みかん、日本
の切り札なんですよ。この日本の
切り札というのは、やっぱり、
これを見ていただくと分かります。
もう愛媛はものすごく、
いろんなニーズ、
お値段に応えるように、
種類を増やしてきました。
全部で実は愛媛県、
３６種類あるんです。
＞＞そんなにも？
＞＞甘平、
吉本におなじみの師匠がいらっしゃいますが、字が違います。
字が違いますが、
これは愛媛県の県庁が所管しているところが、独自で開発したと。
よその県には苗木一本出さない。
愛媛オンリーブランド。
せとか。これはね、
東京でもできますが、みかんの大トロでございます。
誰がこんな表現付けたといいます