スタジオで解説します。
>>残念ながら日本が関係ない世
界ニュースっていうのはないんで
す。
特にアメリカがいろいろやらかしてくれることは、もう必ずわれわ
れには関係してくるというのが、
きょうの話であります。
特に関西は関わりがあるというふ
うに申し上げて僕はいいと思いま
す。
INF全廃条約、つまり中距離核ミサイルなんですが、
非常に難しい字が並んでますので、
とっつきにくいと思われる方もい
らっしゃると思いますが、ここだ
け見てください。
距離です。日本にとって大事なの
は距離です。
この距離を意味するのは中距離っ
て大体なんなんですかっていうこ
とですよ。
これがね、次をご覧いただきます
と、これになります。
つまり、
さっきのちょっと古ぼけた映像が
ありましたね。
もう30年以上前ですよね。
もう40年近いですか、前なんで
すけれども、そういう映像でした
が、これ、
中距離のミサイルはやめましたけ
ど、やめてないのがこれなんです。
ICBM、
北朝鮮が開発してるっていって、
去年さんざんニュースになりまし
たけど、つまり、ロシアから、
旧ソ連からアメリカを狙える、
1万キロも飛ぶミサイルのことをICBMといいます。
つまりそれは、なくせないんです
よ。
つまり最終兵器だから。
最後のものを捨てるわけにはいかないから、これ、
真ん中の距離のやつなら捨てても
いいじゃないですかというような
条約でした。
これを撃つと、
もうお互いに最終になってしまう。
で、今回やっぱり、
トランプさんが言いたいのは、I
CBMっていうのは使えないんじ
ゃないかと。
こんなものを持ってたってどうしようもないと。
で、
この距離が私大事だと言いましたが、トランプさんはやっぱりこれ
いきたいんですね。
使える核兵器です。これ、被爆国、
わが国としてはちょっと受け入れ
ることができない事情を僕は書き
ましたが。
要は、
これ核保有国のもう本当に彼らの
言い分としか僕は言いようがない
と思いますけれども、
広島で落とされた瞬間に16万人亡くなり、
そして長崎で9万人亡くなりまし
た。
70年、世界はそれを忘れてませ
ん。
だけれども、使えないんだったら、
持ってても意味がないじゃないか
というのが、核保有国のわがまま
です。
彼らがいうのは、1万人ぐらいだ
ったら使ってもいいだろうという
ような理屈を言ってる人がやっぱ
りいるんですね。
これいい悪いじゃない、
アメリカの中に現実にいる。そうするとね、この1万人ぐらい
を殺害するという意味では、
中距離核ミサイルの中の短距離500キロ。
これ、
東京から大阪の距離のミサイルをどちらかというと実はアメリカは
増やしたい。
アメリカの言いようとしては、
ロシアも中国もこのタイプを増や
しているじゃないかと、そのこと
ばは、
つまりお隣の国が狙えるということなんですね。
で、われわれの国にとって、
お隣とはどこか、もう言わずと知れたこちらです。
今、世界で一番、核を減らせ、
減らせというふうになっているのはもう、
朝鮮半島、日本、中国、この辺り
ですよね。
つまりここのエリアの核をなんと
かしろというのが世界のトップニ
ュースなわけで、ところがこれ、
500キロ以上もちろんあります、500キロ以上あるんですが、
問題は核を小型化します。
1万人を殺害するということは、
それだけ核兵器を小さくするとい