これほど大規模なものって、
やっぱりなかなかないと思います
し、
三千何本でしたっけ?
>>三千何本か。
>>そんなたくさんのパイプで構
成されているというのも初めて知
ったし、それを守っている人がち
ゃんといらっしゃるっていうのね、
すばらしいですね。
>>また今回も元どおりにするの
ではなくて、若一さん、成長させ
るって。
>>それがすごいですよね。
だから、楽器であると同時に、
一種の完璧な造形品ですよね。
>>それ自体がもう芸術なんです
ね。
きょうの特集でした。
では続いてカラクリです。
>>さて、
こちら、ルービックキューブです。
今から40年ほど前に発売されて、
いまやすっかり定番のおもちゃで
すが、
最近は実はね、
こういう長方形のバージョンも発売されているんですよね。
これね、
結構複雑な形に変わるので、
非常に難易度も高そうなんですが、
世の中にはこうした進化系な定番商品、それから、
昔から変わらない定番商品がある
わけですが、では一体、
その定番が定番たる強さのゆえん
は何なんでしょうか。
その驚きのカラクリを取材してき
ました。
>>お菓子の定番といえば、まず
はこちら。
甘じょっぱい味が癖になるハッピ
ーターンでございます。
発売されたのは今からおよそ40
年前。
今でも定番として、愛されている
理由とは。
>>新潟にやって来ました。
実は、
このハッピーターンを作っている
亀田製菓の本社が、
こちらにあるんです。
>>国内の売り上げ、年間800億円。
お米のお菓子で日本一の売り上げ
を誇る亀田製菓です。
ハッピーターンの売り上げは、
年間およそ100億円。
人気の秘密を探るべく、
工場に潜入いたします。
>>こちらがもとの焼く前の生地
になります。
>>あっ、かちかちですね。
こんな溝入ってましたっけ、
ハッピーターンって。
>>焼いたあとは、そこまで分か
らないんですけれども、しっかり
パウダーをキャッチする溝になり
まして。
>>パウダーとは、ハッピーター
ンについている、あのおいしい粉。
これが表面に残りやすいよう、
2006年に、
生地に溝をつける改良を施していたんです。
こうした目立たず細かいマイナー
チェンジ、これを繰り返してきた
ことが、ハッピーターンが長く愛
され続ける理由なんです。
その中でも、
最も大きな変化が。
>>パウダーかかってるの、
見えますかね?>>あっ、
この筒の入り口の所ですよね。
上からばーって降ってきてる、こ
れがパウダーですよね?
>>そうです。
>>味の決め手となるおいしい粉、
その名も、ハッピーパウダー。
実は3年前に、
このパウダーに改良が加えられ、ハッピーターンは味が変わってい
るんです。
こちらが変える前と変えたあと。
見た目は同じですが、
食べ比べてみると。
>>いただきます。
うん!完全にこれ、
味が濃くなってますよね。
味が濃い。
>>変えたあとのものは、味を濃
く感じます。
そこには、
メーカーの戦略が。
>>ブランドとしまして、