>>これ、部屋の一番分かりやすい所に
貼ろうと思います。
>>ありがとうございました。
どうも こんにちは。
よろしくお願いいたします。
(取材者)お忙しいところ
どうもありがとうございます。
国民栄誉賞を受賞した
あのプロフェッショナルと→
5年ぶりに再会した。
そうですよね。
いや もう…
フフフフ… フフフフッ。
そう… そうですねって言うのも
あれですけど。
別に あんまり…
大丈夫です はい。
♪♪~(主題歌)
♪♪~
この5年で 大躍進。
史上初めての…
国民栄誉賞に輝いた。
(歓声)
5年前 番組は頂点の一歩手前まで
のぼり詰めた井山に密着。
その流儀に迫った。
だが今 囲碁界は激震に見舞われている。
人工知能 AIが 世界の…
…が 次々 生まれ始めている。
国際大会での…
あの敗戦を 井山はどう振り返るのか。
う~ん まあ う~ん そうですね あの…。
飛躍を遂げた5年間→
その裏にあった思いを 直撃。
(取材者)まずは前回の時の番組ちょっとご覧頂いて→
5年前の自分を見て頂くという
趣向でございますので。
はい。
まずは 井山さんと一緒に前回の番組を振り返る。
当時24歳の日常。
東京・曙橋の商店街に井山の姿があった。
対局のため 1年の半分は
大阪の自宅を離れる生活だ。
単純に若いなとは思います。
というか 年を重ねたなというか。
この日の夕食は 持ち帰りの寿司だった。
都内に借りているマンションを見せてくれた。
その生活は シンプルそのものだ。
冷蔵庫にはペットボトルの水だけが入っていた。
独りぼっちの夕食だ。
これを いまだに言われますね…。
番組では 当時 井山さんが
最も大切にしていた流儀を→
こう紹介した。
2013年 秋→
井山は 囲碁7大タイトルの一つ
名人位に挑んでいた。
ここまで1勝1敗。
先に4勝した者が 勝ちとなる。
井山は 相手より先に対局室に入る。
一つの儀式を行うためだ。
これから戦う碁盤を磨き
集中力を高めていく。
名人 山下敬吾は→
平成の四天王に数えられる10歳年上の強豪だ。
(シャッター音)
先番 黒 井山。
囲碁は 黒と白の石を交互に置き→
囲った面積の大きさを競うゲームだ。
相手を妨害しながら
「地」と呼ばれる陣地を増やしていく。
どこに打つか その方法は無数にある。
一目でも多く地を稼げるよう自分の陣地を主張していく。
中盤になっても 形勢は互角。
名人 山下は 合計4か所を地として固めつつあった。
一方 井山も
ほぼ同じ面積を押さえている。
ここで井山が 大胆な手に打って出た。
白の陣地と目されたエリアに飛び込む一手。
別室で対局を見守るプロたちが
どよめいた。
この場面 多くのプロが想定したのは→
手堅く隅を守る一手。
盤の隅は 最も効率よく地を稼げる
大事な場所だ。
だが 井山は その隅を捨ててでも
相手の白地を大きく荒らす構えに出た。
並み居るプロをうならせる
この大胆さこそ 井山の本領。
追い続ける 理想の打ち方がある。
♪♪~
井山は
白の地を小さく押さえ込むと同時に→
中央に足がかりを作ることに成功した。
形勢が有利になっても井山は大胆な手を繰り出し続ける。
独創の一手で
見事に相手を押し切った井山さん。
果たして この流儀に変化はあったのか。
(笑い声)
今 生活のあらゆる場面を