ない人に対して、
薬を投与して発症を防ぐこと。
施設は県から2回目の指導を受け、
発症していない入所者にも、
予防投与を行いましたが、
当初は行っていなかった理由につ
いては。
>>過去にそういう例がなかった
ものですから、
職員以外の利用者にまで飲ませる
というものが。だから、
そこは私の認識不足だったのかも
しれませんが、
そういう全く認識はなかったです。
>>今回、
1人目の発症者が出てから僅か数
日で施設内に感染が広がったイン
フルエンザ。
京都や滋賀の介護施設でも、インフルエンザの集団感染が起き、
それぞれ男性1人が死亡していま
す。
流行が全国で警報レベルを超えた
インフルエンザ。
マスクやこまめなうがいによる予
防が大切です。
>>確かに、
円さん、
この予防投与って、あんまり聞い
たことないですよね。
>>僕は知らなかったですね。
だけどこれだけの人が感染するということはね、どこかでなんかス
トップする、つまり貼り紙もして
ありました、
でもそこで出入りする人がいれば
一緒のことだと思うし、
何かいい方法はなかったのかなと
いうふうに思いましたけどね。
>>そうですね。
インフルエンザの患者数はこのよ
うに、今は163万5000人と、
警報レベルまで達しているわけで、
今も急増しているわけなんですけ
ども、
ここからは取材を続けています橋
本フィールドキャスターです。
>>よろしくお願いします。
>>お願いします。
>>このピークを迎えているイン
フルエンザ、医療行為によってど
う防ぐか、大きく2つの方法があ
ります。
それがこちら。
まず、
体内に抗体をつける予防接種です
ね。
そしてVTRにもありました、
発症を防ぐ予防投与というものがあります。
まず皆さん、おなじみのワクチン
接種、予防接種から見ていきます
と、こちらですね。発症の予防。
ただこれ、
完全に予防接種をしたからといっ
て、
インフルエンザにかからないとい
うわけではないんですね。
ただ、重要なのは、
重症化を防ぐ。研究でも、
やはり予防接種を打った方という
のは重症化して死に至るというリ
スクをかなり減らせるという研究
結果が出ているんですよね。
>>なるほど。
>>そして、予防投与なんですが、
こちらですね。
これまず、大前提として、
予防接種に置き換わるものではな
いということを、皆さん、知っと
いていただきたいんですね。
やはり予防接種をしっかりとした
うえで、予防投与を受けると、こ
れ、
効果が発揮を期待できると。
そして、
重要なポイントが2点ほどありま
して、
まず、
服用のタイミングが非常に重要です。
>>どういったタイミングでしょ
うか?
>>インフルエンザのウイルスと
いうのは、体内に入ってきます。
すると2日間ぐらい潜伏期間を経
て発症するんですね。
この潜伏期間に服用することによ
って、
発症を予防することができるんで
す。
>>潜伏期間?
>>なので、
この潜伏期間以外に例えば薬を飲