勝てば、男女を通じて、
日本人初の全豪決勝進出が決まる
大事な試合。
第1セット。
強烈なバックショットを鮮やかに決め、
この試合、初めてのブレークに成
功。
さらに、
相手のクロスに素早い反応。
力強いリターンも健在で、
第1セットを制します。しかし、続く第2セットでは。
相手の深い球にミスショット。
表情も硬くなります。実は、大坂選手の最大の課題はメ
ンタル。
今大会でも自分のメンタルは3歳
と語るほど、
ミスが続くと立て直せず、3回戦では、
第1セットを落とした悔しさから
、
ラケットを投げつける場面も。
しかし、
成長を見せてくれました。
第2セットを落とすも、
見事立て直し、第3セットでは先
にブレーク。
そして迎えたマッチポイント。
センターへの強烈なサーブ。相手は一歩も動けず、
勝利を確信した大坂選手でしたが
。
審判は、入っていないと判定。
すかさず大坂選手が使ったのが、
再ジャッジを求めるシステム。
コートの各所に置かれた10台のカメラによる映像で、再審査する
もので、
誤差は僅か数ミリという高性能のシステムですが、ここでサタプラ
ニュース検定第3問。
試合中、
判定が不服の場合に、
選手が再判定を要求できるこのシステムを、なんというでしょうか
?
丸山君、分かりますか?
>>神様お願い。
>>正解は、チャレンジ。
試合中、
1セットにつき3回まで要求することができるんです。
決勝進出を懸けたこの場面で、チ
ャレンジを要求した大坂選手。
運命の結果は。
ラインぎりぎりのイン。
日本勢初の全豪シングルス決勝進
出を決めました。
>>皆さん、
応援本当にありがとうございます。
次の試合は頑張ります。
ありがとう。
>>そんな大坂選手の強さの秘密
を、過去に全豪オープンベスト8
にもなった、
元プロテニスプレーヤーの沢松さんが徹底解説します。
>>日本人選手として初めて全豪
オープンの決勝の舞台に立ちます
大坂なおみ選手ですが、
宮澤さんはテニス経験者という。>>一応、高校生のときはテニス
部でした。
>>注目してらっしゃいますか?
>>いや、もう大注目ですし、こ
こまで来たら、
勝ってほしいですよね。
>>同じ気持ちだと思うんですが
、さあ、
それではこの快進撃を続ける大坂選手の理由を、
沢松さんに分析していただきまし
て、
独自の戦力チャートを作ってみま
した。こちらですね。
これ、
2つありますけれど、まず去年を見ましょう。
>>これはちょうど去年の夏ごろ
、
全米オープンを優勝したときの
チャートです。
やはり全米オープンはパワーで圧
倒して
優勝したと思うんですね。
それが、ことしはこうなりました
。
やはり昨年と比べますと、
経験、
メンタル、テクニック、上がっていますよね。
経験はもちろん全米優勝による経
験ですね。
メンタル、テクニック、強くなっ
てるのは、
特にこのメンタルの強さというの
が、光っていると思うんですよ。
こちらのシーンをご覧ください。
これは以前の2016年の大坂選手の様子なんですけれども、やは
りミスをすると、
すぐラケットを投げたりしてたんですね。
今はこうしてミスをしたときに、