んの声に応えていくうちに、どん
どん増えて、今の形になったのだ
そう。
素朴な味わいが癖になる鎖国メシ
。
さらに聞き込みを続けると、こん
な有力情報が。
＞＞松本でしか食べられないもの
、なんですかね。
小学校のときは、
給食でキムタクご飯。＞＞キムタクご飯？
キムタクご飯、
おいしいですか？＞＞おいしいですね。みんな人気
のメニューでした、小学校の。
私ぐらいの年代の人は、
食べたことある人、多いと思いま
すね。
＞＞よーし。
ちょっ、ちょっ、
待てよ！ちょっ、行ってみよう、
キムタクご飯。
ね？
ぜひ。
キムタクご飯。
木村君がご飯をよそってくれてるんですけど、
イケメンということで、混ぜてあ
る。木村君サイドの陳情、すみま
せん、苦情があるかもしれません
、申し訳ございません。
直属の後輩の丸山さん、申し訳ご
ざいません。
＞＞僕に振らないで。
＞＞このとおりは蔵のような造りなんですね。
＞＞キムタクご飯の情報を求め、
やって来たのは城下町の風情が残る中町通り。
＞＞キムタクご飯。
＞＞あー、知ってます。
＞＞知ってますか？
＞＞キムタクご飯、知ってます。＞＞店長、食べたことあります？
＞＞あります、あります。
＞＞キムタクご飯を作っていただくことはできますでしょうか？
＞＞きょうちょっと、新年会があ
って。
＞＞そうなんですか、すみません
でした。
新年会、盛り上がろう。
＞＞お目当てのキムタクご飯は、
どうやら隣の塩尻市で生まれ、
松本に広まった給食メニューらしい。
というわけで、
どうしてもキムタクご飯が食べたいウドちゃん。
発祥の地、
塩尻市に望みをかけて、移動。＞＞すみません、
キムタクご飯ってご存じですか？
＞＞キムタクご飯？
＞＞私よりちょっと下の世代から
だったので。
＞＞そうですか。
＞＞すぐそこがこども園なので、
ほかのお母さんたちがお迎えに来
たりしてるので、もしかしたら。
＞＞サン・サンこども園さん。
すみません、もしよかったら、
お話をうかがいたいんですけれど
も。
＞＞ウドちゃんだ！
＞＞かわいい。＞＞ウドちゃん！
＞＞やっぱ僕も、
子ども目線で話がしたいです。実はですね、
今、キムタクご飯を食べたいと思
って、探しているんですよ。
ぜひ誰か、
キムタクご飯が。
＞＞あそこ。
＞＞赤い靴が。
＞＞赤い靴？
＞＞近所にある赤い靴という喫茶店で食べられるらしい。
そこで、ウドちゃん。
＞＞先生、こっちです。＞＞仕事終わりの保育士さんとご
一緒することに。
＞＞赤い靴、
黒い文字で書かれてますよ。
営業中。
やったー！
やりましたね、皆さん。ちょっと、交渉してきます。
こんばんは。
＞＞キムタクご飯は、もう目の前
。
ご主人、はじめまして、
ウドペリー鈴木と申します。
＞＞きょうはもう終わっちゃいました。
＞＞松本の鎖国メシ、キムタクご
飯が、まさかの売り切れ。
＞＞塩尻でほかに、
キムタクご飯が食べられるとこってのはございますでしょうか？
＞＞みどりさんでやってるのかな
。
＞＞みどりさん？
あっ、こちらです。
みどりさん。白い字で書かれてい