すが、
まずはこちらをご覧ください。
皆さん、
世界には三大サーカスと呼ばれて
いるものがありまして、
1つはロシアのボリショイサーカ
ス、
もう一つはカナダのシルク・ドゥ
・ソレイユ。
では藤原さん、もう一つ、どこか
分かりますか?
>>願いとしては吉本新喜劇なん
ですが。
>>サーカス?
>>正解はこちらでございます。
木下大サーカスですね。
日本人にとっては一番、ひょっと
したらなじみがあるのは、やっぱ
りこの木下サーカスかなという気
がするんですが、もう100年以
上にわたって人気を保ち続けてい
る、そのカラクリをきょうは取材
してきました。
>>ロシアのボリショイサーカス、
カナダのシルク・ドゥ・ソレイユと並び、
世界三大サーカスといわれる木下
大サーカス。
3月11日まで大阪ウメキタエリ
アで、3年ぶりの大阪公演を行っ
ており、連日、
この盛況ぶり。年間観客動員数はなんと120万
人。
3か月に及ぶ大阪公演が終われば、名古屋へと移動して、次の公演が
行われます。
>>わくわくしてます。
子どもと一緒にライオンを楽しみ
にして来ました。
>>結構大人でも、
ピエロとかなんかそういう、
子どもの世界に戻れるというか。
なので、
何回も来させてもらってます。
>>昭和の最盛期には、
全国におよそ30あったサーカス
団が10分の1に激減する中、
なぜ木下大サーカスは100年に
もわたり勝ち続けることができた
のか。
そこには、
驚きの戦略が。
>>パフォーマーたちのモチベーションを保つために。
>>モチベーションですよ!
>>驚くことなかれ。
勝ち組、
木下大サーカスの初任給は、
なんと28万円超え。
今回は、
勝ち続ける木下大サーカスのカラ
クリを大解剖いたします。
まずは、公演終了後のテントの中
へ。
>>お邪魔します。
わー、
静か。
あっ、
でももう、練習してらっしゃいま
すね。
これ、
たぶん閉演した瞬間から皆さん、こうやって練習を始めるんでしょ
うね。
>>こちら、
サーカスのつかみとして演じられ
ることの多い、くだけばしご。
入団1年目、
椎葉けいたさんが、デビューを目指して練習を行っておりました。
ひたすらこの体勢をキープするス
トイックすぎる練習を、毎日、
黙々とこなしているのです。
木下大サーカスには、
こうした演目がおよそ20あり、
2時間10分の間に次々と披露されていきます。
>>すごい。
>>中でも花形が、空中ブランコ。その華やかさに憧れて、
2週間前に空中ブランコデビュー
を果たしたのが、
入団3年目の山崎さん。
>>高校の先生に、
結構明るいキャラだったので、
お前、
サーカスに行ってみろよって、冗
談交じりに言われたんですけど。
それを僕は真に受けちゃって。
>>公演が終わると、ほぼ毎日、こうした練習が繰り返されるので
すが、彼らが黙々と練習に取り組
むのには、
こんな理由も。
>>歩合制というか。
>>新しい技を覚えれば、その分、
給料が増えるということですか?>>そうですね。
なので、