前回の市長選では、
自民党が竹山さんを支援してます。
公明党はあくまでも自主投票です。自、
公、
あと民主系、
共産の他の会派が、
維新が出した不信任案に乗るのかどうなのか、賛成するのかどうな
のか。
ここがポイントになります。
>>では、それが否決された場合、
どうなりますか?
>>否決された場合なんですが、
その場合ですね、
維新の提案には乗れないというこ
とで、
自民、あるいは公明、
他の会派が、
問責決議案といいまして、
法的拘束力がないものを出してくる可能性があります。
問責決議案というのは、文字のと
おり、責任を問うというだけであ
って、
竹山市長にしてみたら、重く承りましたと、
重く受け止めましたということで、
引き続き市長として頑張りますということで、
それで言い逃れができるという可
能性があります。
これに対して、
だから4月7日に実は堺市では、
市議選が予定されています。
問責決議案ですと、
市民から、
こちらの議員さんたちが追及が甘い、
中途半端だと、
自分たちの選挙に悪影響が出るんではないかという声も上がって、
不信任案にしても問責決議案にし
ても、さあ、
困ったもんだなという議員さんが
多いです。
>>高岡さん、
維新としてはここが責めどころになるわけなんですよね。
>>ただ、住田さんがさっき解説
してくださったことに、かなり同
じ意見で、今、検察庁は僕は動い
てないってことは、たぶんないと
思います。
やっぱり告発も受けてるわけだし。ただ、今は強制捜査というには、
あまりにもいろんな、
大阪のダブル選挙、
これは予定外という意味が、捜査
当局としてはあるので、
そういった意味でちょっと見極め
たうえで、ただし、
いつでも着手できる状態を目指し
ているというあたりが、
実際のところだと思いますね。
>>では、
どの可能性が濃厚になりそうです
か?
>>濃厚といいますか、一つの可
能性なんですが、先ほどの不信任
案に、実はたまたま起こる現象な
んですが、ウルトラCがありまし
て、不信任案が可決されても、
竹山市長が辞めずに済むというケースがあります。
それがこちらなんですが、市長は
不信任案が可決されたら、
みずから辞めるか、
もう一つのカードとして、
議会を解散できるんですね。
ですけど、
先ほど話したように、
市議選はもともと4月7日に予定されているんです。
ですので、
議会解散に伴う選挙というのが、
同じ4月7日に行うことができま
すので、
要するに議会が解散してもしなく
ても、
4月7日に選挙があるんですから、
議員は腹が痛まない。
市長も辞めなくて済むと。
有権者にもちゃんと不信任決議案、
議会で一番重い権限を行使したん
だということで批判もされないと。
竹山市長も、先ほど言いましたよ
うに、
残るというケースが起こりうると
いうことなんです。
>>ただ、これで真相が分からな
いままに、
辛坊さん、ならないですかね?
>>だけど、
もしそうなった場合には、
4月以降の議会がそう簡単ではないっていうか、
もうたぶんもたないって、同じ話
の繰り返しになりますからね。
だから、
とりあえずここで、議会としてどのぐらい本気で、
この問題追及する気があるのかな