2019/06/19(水) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


大丈夫だと
国民に理解されるだろうという
期待感を持って見ていました。一方、野党側なんですけれども
この2000万円の問題を
きっかけに
このことだけでなくて

これまでの問題
いろいろ公文書の改ざん問題とか
過去のことも含めて
安倍政権の体質を
追及していきたいというのが
狙いだったんです。
≫そうした狙いがあったうえで
実際に討論を終えて
与野党議員はどのように
感じているんでしょうか。
≫まず、こちらですが
与党幹部の
受け止めといたしましては
野党が演説しすぎて
試合になっていなかった。
野党のことは
論評するに値しない。
野党は、もう何も出す気がない。
今週で国会を閉じていいんじゃないかというような
発言が出てきているんです。
これは野党側との
論点が、どの程度
かみ合うかというところも
注目されていたんですが


お互いの言い分を言うだけで
終わってしまっている場面とか
最後に、片山虎之助さんが
解散のことに触れましたが
それ以外のところに関しては
鋭く退陣を迫るという場面が
ありませんでしたから
もう、野党は何も出す気が
ないんじゃないかという見方に
つながっているわけです。
一方、野党側なんですけれども安倍総理が
だらだら長く話をするのは
自信がないという表れだという
見方が出ています。
年金制度についていかに安心かということを
総理は説明しましたけれども
それは実は不安の裏返し。自信がないことを
一生懸命
説明してるんじゃないかと
野党の幹部は見ているわけです。
そして、その一方でまたほかの党の野党幹部は
片山虎さんは面白かったけれど
解散について
ストレートに尋ねたところが
面白かったけれども
枝野代表はだめだったと。
腰が引けていたしダラダラ議論している
感じだったと野党内から厳しい
評価が出ているということです。
そして、まだ

ほかにもきているんです。
実は枝野さんですけれども
ローギアでいくと言っていた。
勢いで解散されたら困るでしょと
枝野さんが所属している
立憲民主党の幹部が
解説しているんですね。
最初から勢いで
総理が売り言葉に買い言葉で
解散ということになったら
困るので
最初からローギアで
いくつもりだったんだということです。
≫本音どおりにといいますか。
≫腰が引けてるように見えたのは
実は最初から
そのつもりだったというふうに
幹部は解説しているんですね。
≫私たち国民の関心とは全く違うところで
政治家ってあの討論を
見ていたんだなというのが
そのパネルの中で
よく分かるんですが
伊藤さん、ご覧になって
率直な感想を
伺わせていただけますか。
≫一番大きいのは45分というのは
本当に短いなという思いですね。
これを見ている国民の皆さんは
非常に年金の問題ですから

関心が高いと思うんですけれども
じゃあ、なんらかの形で納得が
いくような答えが出てきたのか。
あるいは
疑問点を掘り下げるような議論を
できたのかというと
恐らく全くできていないという
印象を受けた方が
大半だろうと思います。
≫今日の討論では