2019/09/12(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


10年前、埼玉県熊谷市で
ひき逃げされ死亡した、当時
小学4年生だった小関孝徳君。
時効が
今月30日に迫っています。
今回、時効の壁と戦う
母親を取材。
10年経った今
新たな目撃証言も。
真実の行方を追いました。
≫息子の死の真相が知りたい。
母は、この10年
ずっと願い続けてきた。
≫大切な1人息子の命を奪った

ひき逃げ犯。
今月30日の午前0時
自動車運転過失致死傷罪は時効を迎える。
≫その事故は
2009年9月30日の
午後6時50分ごろ


埼玉県熊谷市の住宅街で起きた。
桝田≫この道路で
ひき逃げ事故がありました。
衝突した車はその場から逃走し
小学4年の男の子が亡くなりました。
犯人はまだ捕まっていませんが
まもなく
時効を迎えようとしています。
≫死亡したのはサッカーが大好きだった
小関孝徳君、当時10歳。
外傷性頭蓋破裂により即死だった。
警察は当時、1台の車による
ひき逃げ事故だったと
母親の代里子さんに説明。
しかし、今年4月交通事故鑑定人に依頼すると
警察の説明とは
全く異なる鑑定結果が。
≫その日、孝徳君の身に
一体、何が?
更に今回、事故直後に
不審な車を見たという
新たな目撃証言が。
≫10年前ひき逃げ事故で奪われた
小学4年生の尊い命。
迫りくる時効との闘い。
浮上した新たな目撃証言と事故に
関連は?
真実の行方を追った。
≫埼玉県熊谷市。
10年前の2009年9月30日

幅およそ7.6m、片側1車線の直線道路で事故は起きた。
小関孝徳君、当時10歳。
書道教室から、自転車で自宅に帰る途中だった。
桝田≫その日の
午後6時50分ごろ
孝徳君は自転車に乗って
この道路を通って
自宅方面へと帰っていました。
すると、車と衝突。
孝徳君の自転車は
あちらの階段付近に。
そして孝徳君は道路の中央付近に
倒れていました。
そして、衝突した車は
その場から
走り去ったのです。
≫物証もなく目撃情報もない。
母親の代里子さんは
自ら現場に足を運び
犯人につながる手がかりを
懸命に探し続けてきた。
≫事故が起きた時間帯の
前後40分。
現場周辺を通る
車のナンバーを記録。
その数は、10年間で
10万台を超えた。
更に…。
≫学校関係者や保護者孝徳君の友人が
情報提供を呼びかけ

これまでに25万枚以上のビラを配布。
先月もビラ配りが行われたが
有力な情報はない。
≫今月30日の午前0時
自動車運転過失致死傷罪の時効を迎える。
果たして、現場から逃げ去った
卑劣な犯人とは?
代里子さんが調べた
およそ10万台のうち
その多くは熊谷ナンバーだった。
そして…。
≫このことから代里子さんは
犯人は、毎日のように
事故が起きた道路を
利用していた人物で
周辺に住んでいる
可能性があると考えた。
実は、この道路は
事故が起きた時間帯になると…。
≫現場の道路は、交通量が多く