どう発信するかということを
恐らく考えた

先駆けになったんですよね。
藤川≫そもそものきっかけが
１９６１年ということで
アメリカの
ケネディ大統領の弟さんを
日本に中曽根元総理が
お招きになったと。
その際に、ケネディさんが
非常に群衆と握手を交わしたり
テレビカメラの前で
答えたりというような
アメリカ流の
パフォーマンスを見て
これからは日本の政治家も
テレビを意識しなければいけないんだということを
痛感したと
おっしゃっていました。
渡辺≫もう１つ聞きたいですが


憲法改正に関しては
中曽根元総理から、どんな話を
聞いたことがありますか。
藤川≫そもそも、戦後
内務省の官僚だった
中曽根さんが
政治家になろうと思ったのが
占領下でＧＨＱとの占領を通じて
役人ではアメリカと
渡り合うことが
できないということで
政治家になったという
話をされていまして
日本国憲法の第一印象というのが
日本人の、いじましい反省が込められていると
お感じになったそうです。
それで、日本の精神的な解体を防ぎたいと
天皇制を守りたいという思いで
改正を目指してこられたと
おっしゃっていたんですね。
非常に、演説ですとかテレビ画面を通じてのイメージは
憲法推進、憲法改正推進を
非常に強く推し進めてきた
イメージがあるかと思うんですが
実は反省の気持ちというのも
口にされていまして中曽根さんは
戦中、戦後を含めてずっと統治する側に
自分はいた。平和と自由を
絶対に手放したくないという
国民の切実な願いというのに

思いが及ばなかったというのを
反省として口にされていました。
渡辺≫三角大福中という言葉があって
これはポスト佐藤栄作をめぐる
熾烈な派閥な戦いでもあったわけですが
その派閥政治の功罪はありますが
あのころの自民党政治の力の源泉みたいなものが
そういった
スケール感の大きい政治家たちが
お互いに切磋琢磨し合うという
そういう部分があってこれは正直、私思うんですが
今の政治家と比べたときに
スケール感の違いというものを
今日、訃報を伝えながら
感じているんですけどね。
中曽根さんが
塾長を務める団体によりますと
葬儀は家族葬で後日お別れの会を
予定しているということです。
藤川さんでした。
藤川≫ありがとうございました。
林≫速報が入ってきました。
名古屋市のスイミングスクールで
ガスが発生したとの通報があり
子ども６人が
のどの痛みなどを
訴えているということです。
午後３時半ごろ
名古屋市中川区の
ＪＳＳ中川スイムスクールで

塩素を入れるタンクに違う薬剤を入れて
ガスが発生したと
スクールの関係者から
１１９番通報がありました。
消防などによりますと発生当時スイミングスクールには
３０人から
５０人ほどがいましたが
外に避難したということです。
現在、子ども６人が喉や目の痛みなどを
訴えているということですが
林≫桜を見る会の総理枠をめぐって
新たな動きです。
政府は、これまで
総理枠について
認めていませんが
今日
総理・長官等の推薦者と書かれた
ある資料の存在を
一転して、認めました。
≫今朝から国会審議を拒否し