分からないので
私のところに来たという方も
おられました。
そういった
病院の管理下にない方で
陽性者が
街の中を歩いているような
状況になってしまうと
知らず知らずの間にほかの人にうつしてしまう可能性があると。
この辺りが非常に今、懸念を
されるところだと考えています。
林≫検査体制も
課題だと思いますが、そんな中
年末年始にかけて
Go To Travelの
一時停止であったり
時短要請の延長を、東京都として
行いますが、水野先生
これで感染拡大は止められるんでしょうか?
水野≫全国的に規制をすると
人の動きはある程度抑えられると思うんですが
私はやはり
Go To Travelだけが
原因ではなくて
まさに今、増えている原因としては人出が多くて
更に、とにかく
会食の機会でマスクを外して
至近距離で大きな声で
大人数でしゃべられる方がどこへ行っても見られるんです。
ですから、これはもちろん
国の対策として
ある程度コントロールするのも
大事ですが
やはりここでもう一度個人個人が
しっかりとした意識の向上
行動変容をする必要があると
考えます。
小松≫結局、渡辺さん
我々一人ひとりにかかっている部分が
大きいと
先生は考えてらっしゃいます。
渡辺≫水野先生
さっきのお話に関連して
1つ伺いたいんですが
私たちもこれまでに学んだ知識として
実効再生産数というのがあって
1人の陽性者が平均で何人にうつすかという
これが1を下回ってこないと
感染者数は
減ってこないわけですよね。
さっきのお話の続きで
伺いたいのは、感染していても
無症状であるという人がいるというのが
コロナの厄介なところで
激増している数字と
感染していても
無症状の人との関わり
無症状感染者が
どの程度感染を広めているのか。この辺りの実感というのは
先生は
どう捉えてらっしゃいますか?
水野≫無症状者の方が
自分が感染していると思う。
これは不可能なことなんですが
実際に濃厚接触者の方の
いろいろとお話を聞くと
例えば会食をした時は
お互い、特に症状も
なかったんですけれども
会食した相手の方が
会食した2日後に
熱が出たと。
それで、自分は濃厚接触者に当たったということで
すなわち、コロナは
症状が出る2日前から
非常に感染力が強くなりますので
ですから
自分がそういった会食とかの
機会があった場合には
自分が感染源になったと思って
対応していかないと
結局自分に症状がないから
会食をしてもいい
人と会ってもいいと思っていると
知らぬ間に
どんどんうつしていく
可能性があります。
これがコロナ感染症の
コントロールが難しいところだと思います。
小松≫みんなが
自分が感染している前提でという
やはりこの基本が
大事だということを
≫ひと晩で
列島の景色は一変しました。
安藤≫背の高い車が
何台も止まっているように
見えるんですが
実際、雪をどかすと
このくらいです。