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2018/08/22(水) 15:50〜17:53 ten.【19号&20号ダブル台風のキニナル進路を蓬莱解説】[字]


います。
よかった。
>>ケンコ先生は現在
、ご主人と2人暮し。
ブラジルに残している2人の子どもは、
お金に苦労しながら、

学校を守ろうと懸命になっている母親をどう思っているのだろうか。
>>娘と息子は怒ってますよね。
何してるの、
何考えてるのかって怒られるのね。
けれども、
私も日本に25年になりました。
そんな簡単にやめられない。
子どもたちもかわいそうし、帰っ
たら、
学校、
もうストップせなあかん。私、
死ぬまでやめられない。
>>夜遅くまで夫婦共働きでなんとか生計を立てている生徒の親た
ち。
ケンコ先生は子どもたちが家で寂しい思いをしないようにと、
親の仕事が終わるまで子どもたち
の面倒を見ているのだ。
>>びっくりした。
>>サンタナ学園に通う11歳のブレントとその妹。
父親は日系ブラジル人、
母親はフィリピン人だ。
>>私、
本当に、私、
ほしい、


ブレントね、日本の学校。旦那さん、ブラジルの学校だから、
だからいつも2人、けんかになる。
>>ブラジルの学校、ことば一緒。
日本、
ずっと日本語、ちょっと怖い、
ちょっとごめんね、
日本のいじめ、
ちょっと、だから怖いだけ。
>>これからも日本で暮らし続け
るの?
>>これ、難しいね。
>>ブラジルに帰るか、
フィリピンに帰るか、ちょっとね。
>>ブラジルに帰れば、
ことばの壁もなく、
安心して暮らすことができる。
しかし、
経済が不安定なブラジルでは、
仕事を見つけることが難しい。
日本とブラジル。
2つの国の間で揺れる家族にとって、
サンタナ学園は大きな支えとなっ
ているのだ。
1か月前に来日、
サンタナ学園に入学したものの、
なかなか周囲になじもうとしない
ビアトリス。
この日もなんだか元気がなく、
相変わらず食事もとっていない。
ケンコ先生は、

そんな彼女に心を痛めている。
1歳のころからサンタナ学園に通
っていたフェリペ。
一時は日本の中学校に通ったもの
の、
どうしてもなじめず、
僅か2か月でここへ戻ってきたという。
そんな経験をした彼だからこそ、
ビアトリスの気持ちが分かるはず。
ケンコ先生はそう考えたようだ。
この日の給食は、
フェイジョアーダという料理。
豆と豚肉や牛肉を煮込んだもので、ブラジルの国民食といわれている。
結局、
ビアトリスのように親の都合で日本にやって来る生徒は多い。
そんな境遇だからこそ、
学校生活で自分の目標を見つけて巣立っていってほしい。
それがケンコ先生が学校を続けて
いる理由の1つだ。
>>子どもが一番で、私の夢は、
この子どもたち、
みんな、
立派な大人になるために頑張ってますのね。
日本におったら、
立派な日本人になります。ブラジルに帰ったら、
立派なブラジル人になります。
それが私の夢。
>>少しずつだが、
ビアトリスも笑顔を見せるようになった。
何か心配なことはある?

彼女もこの学校で、
自分の夢や目標を見つけていくの
だろう。
これからもケンコ先生には厳しい
状況が続く。
でも、
子どもたちの笑顔があるかぎり、
走り続けるに違いない。
>>2年後の東京オリンピックで金メダルが期待される卓球選手、
張本智和15歳。

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