クハンドで決めてしまう。
彼はバックハンドはどこのコース
にでも打てるし、威力もあります
し。
＞＞張本選手のバックハンドは、一体、何が違うのか。
ほかの選手の試合映像を見てみる
と。
バックハンドは、
相手の速いボールを打ち返すための守備で使われることが多い技術。
ボール自体にはそこまで威力はあ
りません。
また卓球台の対角線上に打ち返す
ことが多く、
軌道の距離も長いため、
決定打にはなりにくいのです。しかし、張本選手の場合は。
相手への最短距離になる角度に強
く打ち返しています。
バックハンドの角度を自由自在に
強く打ち分けることにより、
トップクラスの選手でも反応でき
ない、
攻めの技術にしてしまったのです。
ことしのジャパンオープンで、
リオ金メダリストの馬龍選手をほ
んろうしたのも、このバックハン
ドでした。
＞＞バックハンドはもともと得意だったんですか？
＞＞小学校のときから少しずつ練
習してきて、フォアよりも、
フォアハンドよりも、
自分はバックのほうが、
感覚もよかったので、その分練習
して、結構、
うまくなったなっていう感じがし
ます。
＞＞バックハンドを武器に、
最新の世界ランキングでは６位まで上昇。
２年後の東京オリンピックへ向け、
日々進化する張本選手。
そんな彼の人生を変えた恩人とは。
＞＞ことし１５歳ですよね。このコーナー、
恩人っていうんですけど、
１５年間、
これまで張本選手が生きてこられ
た中で、
卓球仲間でもいいですし、これま
で出会った人でもいいんですけど、
どなたか１人、
恩人、挙げていただくとしたら、
誰になりますか？
＞＞なかなか１人っていうのは難
しいんですけど、
一番はやっぱり両親です。
＞＞ご両親。
＞＞今まで生きてきた中で、
一番接する時間も長かったですし、
ずっと育ててくれて、
卓球も教えてくれてたので、
やっぱり真っ先に思い浮かぶのは両親でした。
＞＞張本選手の恩人は、
仙台で卓球教室を運営している父、
ユさんと母、リンさん。
卓球王国、
中国でジュニア時代から選手とし
て活躍していたご両親。
卓球コーチとして、
ユさんが仙台市に移住し、その後、
来日したリンさんと結婚。
仙台で、
子どもたちに卓球を教えながら、
張本選手を育ててきました。
小さいころの張本選手は、
どんな子どもだったのでしょうか。
＞＞２歳前からもう皆さんと、
子どもたちと一緒に、
クラブのこと一緒に遊んだりして
ましたね。
必ず毎日一緒に職場行きますので、
そこから遊びながら、始めたんで
すよね。
遊びですからね、一番最初だった
と思いますけどね。
＞＞卓球は自分の生活の一部にな
りましたですね。
赤ちゃんからずっと卓球場で、
公園みたいな感じですね。
トイレでも１番に並びますね。なんでも先生が言ったときは、
早くやりたい、１番になりたい。
並ぶのも１番になりたい。
とりあえず１っていう数字が好き
ですね。
＞＞小さいころからなんでも１番
になりたかったという負けず嫌い
な張本選手。
さらに、
意外な一面も。
＞＞ジェットコースターは、もう
全然乗れなくて、怖いから。
＞＞歩くだけ。
＞＞みんながジェットコースター