藤掛陽生院長。病院のホームページを見てみると。
>>本院にご入院の患者様は、ご
高齢の方が多く、
本院が終の棲家となられることが
多く、
患者様の快適性を追求して日々、
改善して運営しております。
>>病院の管理体制は十分なもの
だったのでしょうか。
同席した広報担当者は。
>>病院としては、何か問題があ
ったとは考えておりません。
>>どうですか?
>>そうですね、病気が、
原病が非常に恐ろしい病気ですのでね、ですから、ちょっと現病の
ほうがね、
COPDとかね、気管支ぜんそくとか。
その人はね、たばこをね、ものす
ごく飲んでたの、若いときに。
ですからね、やっぱりね、たばこ
はひどいね。
>>だから急変してもおかしくな
い病状だったということですね、
認識としては?
>>そうですね。
>>熱中症と患者の死亡の関連性
は否定。
しかし。
>>4人のうち、3階が何人で、4階は何人いらっしゃいましたか
?
>>ちょっと覚えてない。
>>覚えてないっていうのは、ち
ょっとまずいと思うので。
>>患者さんの中には、暖かい部
屋、
暑い部屋がいいっていう人がある
ので、
その人らは残ってもらってるんで
す。
>>命を守る病院で起きた、
不可解な出来事。警察は、
病院側の業務上過失致死の疑いも
あると見て、
患者5人が死亡した経緯を調べて
います。
>>ことしの夏は、
特にこの命に関わる暑さの危険があるっていうふうに言われ続けて
いたのに、増田さん、なぜこうな
ってしまったのか。
>>そうですね、はなから問題が
ないという考えで、いろいろ調べ
たとて、何も原因は、
たぶん見つからないと思うんで、なんらかの疑問で、
いろんなことを調べていかないと、
原因らしい原因っていうのは、
そりゃあ見つからへんよねと思っ
てしまうんですけど。
実際どうなんですかね。
>>増田さん、
今、
疑問っておっしゃったんですけど、本当に実はまだ、謎がたくさんあ
る事件ですよね。
エアコンがまず、故障した、それ
が熱中症を引き起こして、
もしかしたら殺人事件かもしれないという、
この3つの出来事というのが、ど
こでどうつながっていくのかとい
うことが、実はまだ全く見えてい
ないんですね。
警察も、なぜ、この殺人容疑で、
まず捜査に入っているのかという
ことで、警察はこういうふうに考
えていると思います。
この全く同じ時期に、5人の患者
が、専門性のある病院。
本当は、病気になったら、ここに、
治してもらいに行く場所ですよね、
病院は。
そういう専門性のある病院で、熱
中症で、これだけの人が同時に死
ぬというのは、
やっぱりおかしいんじゃないかと
いうところが、
この捜査の出発点になっているん
ですけれども、この事件のキーパ
ーソンになっているのが、
やはりこの院長ですね。
藤掛院長だと思います。
この病院が実際にどんな病院を目
指していたのかということが、ホ
ームページに書かれているんです
ね。
この、
まずこのキニナルという所、開け
てください。
この病院に来る患者さんというの
は、
高齢の人がまず多いですと、で、
この本院、
つまりこの病院がついの住みかと