むことができるお寺です。
なぜ、このようなオブジェが置か
れているんでしょうか。
>>生きるための仏教ということ
を、
ずっとテーマにしてまして、
生きている人が生きてるうちにお寺に来ていただきたい。
その生きる喜びって何かっていっ
たら、やっぱ笑顔になること。
何かこう、難しい顔して、
お寺に来て悩みを持ってきた人が、
ちょっとその難しい顔から笑顔に
なって、
帰っていただきたいと。
>>お寺にもっと来てほしい。
そんな思いから、
小池さんはこんな活動も。
>>ちょっとこれ見てください。
ユーチューブで実は、
法話もいろいろ公開しておられる
んです。
>>実は、小池さんは副住職であ
りながら、
少しでも人々の救いにつながれば
と、
みずからの法話を2週間に1度更
新し、インターネットで公開して
いる、
ユーチューバーでもあるんです。
そんな小池さんに、私、黒木、
悩みを聞いていただきました。
2018年の目標が、
いい女になることなんですけれども、
どうしたらいいと思いますか?
>>いい女になる?
仏教というのはもう過去、
未来にとらわれない生き方っていうのが、
いい生き方ということですから、
もう過去のことや未来のことにとらわれずに、
今一瞬を生きるということを心が
ければ、必ずいい女になれると思
います。
>>ありがとうございます。
大変貴重なお話を伺いました。
ありがとうございました。
いよいよこの須磨で、
悲運の死を遂げた平敦盛のお宝を見せていただきます。
>>青葉の笛という笛なんですけ
れども、
敦盛さんが戦のときに携えていた
青葉の笛と。
戦の前日の夜に、
平家の陣営からすごいきれいな笛の音が聞こえてきた。
源氏方の武将は皆、
感動するんですね。この戦の世にもこういう風流の心
を忘れられない、
その直実が討ち取って、敦盛さんのよろいでその首を包もうとした
ときに、
この腰にささっていたそれを見て、ああ、きのうのあのきれいな笛を
吹いておられたのは、
この方だったのかと言って、なお一層、胸を締めつけたといわれる
んですね。
>>敦盛愛用の青葉の笛は、80
0年間、須磨寺で代々受け継がれ
てきました。
戦いの前でさえ笛を吹くなんて、
きっと心優しい人だったんでしょ
うね。
そんな青葉の笛を目的に、
お寺に来る人も多いそうです。
>>伝説の笛ですから、
本当に。
>>松尾芭蕉も訪れて、
それで、
須磨寺やふかぬ笛きく木下闇という歌を詠まれて。
やっぱりふかぬ笛きくって、
この笛のことを詠まれているんですね。
芭蕉が日記を残しているんですけ
れども、その中で、青葉の笛の拝
観料が高いと。
ちょっと愚痴のようなことを書かれてるみたいですけど。
ちょっと知りたいところなんです。
今、無料で。
>>今は無料で?
>>ありがたいでしょ?
>>ありがたいですね。
須磨寺が宝物館を無料で公開して
いる理由は。
>>今、
本当に仏教離れということが叫ば
れてまして、
お寺からやっぱり発信していくと
いうことが、すごく大事だと思っ
ているんですね。
>>このお寺に来るにあたっても、ちょっと、変なもんがあるらしい
から、見に行こうかと、それでい
いんだと。
入り口は、そういうことですね。
>>そうですね。
>>悩みを聞いてもらうもよし、