>>自律式のロボットに命令を組み込み、
コース内にあるさまざまな課題を
クリアしていく、
ロボットプログラミング。
全国大会で優勝すれば、
タイで行われる国際大会への切符
を得ることができます。
>>早く、
早く。>>急げ、
急げ。
>>その全国大会に挑んだ兵庫代表の小学生チーム。
>>勝ちやん、俺ら。
>>タイ行った、
タイ行ったなこれは。
行けるよな、でも。
>>世界を目指し戦った少年たち
の夏を追いました。
先月30日、
兵庫県西宮市にあるプログラボ夙川。
>>ここにつけて、ここ。
>>あー。
違う。
>>ここで練習をしていたのが、
小学生エキスパート部門の兵庫代
表。
森山翔太君と井上さくや君の小学
6年生コンビ、ロボットTKT。
>>出来た。
>>ちょっと貸して。
ここにさす。
>>ここにさして。>>お互いにどんな感じなん?
>>やりやすい。
>>気が合うから、なんか話やす
い。
>>まだコンビ結成から1年ほどの2人。
実はなかなか一緒に練習をする時
間が取れていません。
というのも、
2人はほかにも多くの習い事を抱えていて、多忙な日々を送ってい
るんです。
それでもなんとか時間を合わせ、
夜遅くまで練習に取り組んでいま
す。
ロボットプログラミングは、パソ
コン上にあるアイコンを使って行
います。
例えばこのプログラムは、
スタートするとモーターが回転し、
左右のタイヤが共に100%の力で動く、
つまりまっすぐ進み、
3秒進んだあと、
止まるというもの。
実際にやってみると。
こうしたプログラムをつなぎ合わ
せ、ロボットを動かすのです。
>>初等中等教育から、プログラ
ミング教育を必修化します。
>>2020年には、
小学校での必修化が決まっているプログラミング。
2017年度の習い事ランキング
では、1位になるなど、今注目さ
れています。
>>10年ぐらいは遅れてるっていう話ですね。
けど、
やっぱり災害も地震とか洪水であったり、火災とかいろいろありま
すよね。
実際にロボットを活用して、
人間の手助けになればと思ってお
ります。
ぜひ子どもたちにそれを担ってい
ただきたいなと思っております。
>>近年、被害が増え続ける災害
大国、
日本において、
被災地への実践投入が急がれているロボット。
そんなロボットと向き合う子ども
たちを、
親はどう思っているのでしょうか。
>>家帰ったら、
どちらかといえば、
携帯のゲームばっかりしてる感じやけども、
難しいものに一生懸命立ち向かっ
ていく中で、2人よう笑ってるん
でね、楽しそうでいいなと思って。
>>やめさせようかなと思っていたこともあったんですけれども、
野球でヒットを打っても、ガッツ
ポーズをしないあの子が、
ちっちゃいガッツポーズをしたの
を見て、あっ、
これはやめさせたらあかんなと思
って。
ものづくりっていうのが向いてる
んかなと思うんで、
人の役に立てるようなことができ
る大人になったらいいなと思って
ますね。
>>全国大会が目前に迫ったこの日、2人の間には、
不穏な空気が。
>>タイムが遅すぎるから。>>でもタイム、
あれ以上、