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2018/11/09(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝さん亡き妻の思いを継ぎ趣味に生きる夫▽パン商品開発リーダー】


土を踏みたいなと思って…。
行ったら。
◆好きですね、ワインのことが。
よっぽどやなあ、それ。
◆何か向こうで、
人づてに、
帰るチケットの2日後、
この日やったら、会えるでと言う
てくれはったらしくて、
びりって破って、
チケットを買い直させてください。
会わせてもらいたい。
どこ行ったらいいんですかと言っ
たら

家来いと。家に呼んでもらいました。
◆この人の家に!?
すごい!
◆生涯の運は
そのときに全て使いました。◆すごいなあ!
そこまでして会いたい人?


◆はい。
◆何でおまえは空びん持ってきて
んねって言われませんでした?
◆そうそう、言われました。
おまえ、変わっとんなあって言わ
れました。
◆その後も伊藤さんは
おいしいワインがあると
聞きつけると、
どこへでもみずから赴き、
ワインの見識を高めたそうです。
◆家族は何か言わないですか。
ワイン。
欲しいのがあったら買うわけでし
ょう。
例えば、これが何百万と言われて
も、ほんまに欲しいワインやった
ら買うわけでしょう。
それを高く売ってくれるのかなと思ったら、
売らんとか
わけのわからんこと言うて、仲間で飲んで。
こんな道楽、ないですよ、考えた
ら。
◆ほんまですね、うん。
◆これ家族言わないですか。
◆うちはね、嫁は16年前に他界
してるんで、野放し状態です。
◆かなり若いときですか。
◆嫁が38のとき。◆ええ…。
それは何が…。

◆3人目の子供が生まれるとき、
おなかに変な影があるのがわかっ
て。
子供は返してくれたんやけど、
お母さん帰してくれなかったんですね。
◆余命3カ月。
余りにも残酷な宣告を受けた
奥さん。
少しでも子供の成長を
見ていたいと、
懸命に病魔と闘ったそうです。
◆その子供が
3歳半になるまでは闘って、
頑張って生きてくれましたけどね。
◆余命3カ月やと言われてた。
◆だから、彼女は、自分のことは
覚悟はできてたみたいで、
みんな一人一人に
手紙を書いて、
「何々ちゃんへ」みたいな感じで
いつも肩をもんでくれてありがと
うねと。
お母さん、いなくなるけど、
ごめんねみたいな、そんなことが。
思い出したらいけないんで…。すいません。
◆いえ全然。
全然大丈夫です。
ご自身で変わったことってありま
す?
◆やはりあと残された人生は、

好きなことをして、1人でも多く
の人に喜んでもらいながら、
好きなことができる人生を
やっていかないかんなというふう
に思います。
◆だから、突き進んでるわけです
ね、
好きなことを。
◆どうなんでしょう、はい。
やらしてもうてます、はい。
周りの人のおかげで。
◆これからも
突き進んでいっていただきたいと思います。
これ、もらってください。
「となりの人間国宝さん」、
認定させてもらいます。
◆ありがとうございます。
◆大好きなワインを楽しみ、
魅力を発信する伊藤さん。
その心の中には、

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