奥さんとの思い出が
芳醇なワインのように
熟成されているのです。
◆よくあるじゃないですか、
ソムリエみたいな。
飲んだらわかるんですか、大体。
◆一応ソムリエ資格もありますし
…。
大丈夫です。
◆ソムリエ、もっとわかりやすく
…。
同化してますやんか、これ。
◆これぞ、永遠の愛!
◆この世界では、
すごく有名なお方らしいです。
◆いや、そうでしょう。
これだけのものを
そろえている酒屋さん、
まず、ないでしょうね。◆しかも旅行行くのに、
空びん持っていって、
何のアポも取らずにですよ、家まで行ってるんですよ。
橋本さん、大正解。
◆ジャイエで、本当に、じゃあ、家に行ってたんですね。
ふざけたものの、正解してしまっ
た。
すみません。
◆一番恥ずかしい答えやな、
それ。
ふざけたつもりが当たってしまっ
たって…。
◆はい…。
◆「よ~いドン!」始まって以来
初めてちゃいますか、答えが出た
の。
◆そんなに当たってないんですか
?
むずかしと評判ですから。
◆当たらんように、当たらんよう
にやってるからなあ。
◆賞金は一応ギャラに上乗せして
おきますので。
◆あったんですか。
賞金、1万円あります。
なので、今回のギャラ、1万30
00円になってますので。
◆3000円なんですね?
ふだん3000円なんですね。
◆ギャラとか言うなや。
やってんのに。
◆7000円もうてるから、
円さん。
◆だから、鼻水が白ワインという
答え出せるんですね。
だからまだ
余裕を持って出せるんですね。
◆やめろ!
◆なかなか、すてきななね。
◆しかし、人の執念というか何と
いうか、欲しいものという。
これ、ある意味、欲望じゃないで
すか。
これは果てしないね。
◆そうですよ。
◆300万で買うても、それを3
50万で売るわけでもなく。
◆売らない。
◆売らないんです。これは日ごろ
お酒、ワインを愛してくれてる日
ごろのお客さんと
一緒に飲むんですって。
◆これがもう…。
◆ワインのね、おいしさというも
のを知り過ぎて、
変な人に飲んでほしくないと。
本当にこの値打ちのわかる人だけ
に飲んでほしいという、そういう
のもあるんだろうなあ。
例えば、90万のワインあったじ
ゃない?
あれなんか、
でかいしさあ、欲しいなと思っても、
売ってくれないだろうね。
◆売ってます、あれは。
◆酒屋さんに出てる分は…。
◆これ、
売ってんの!?
◆はい。
◆へえ~、売ってるんだって!
◆これも言うときますけど、
酒屋の値段ですから、お店で飲ん
だら
もちろん高くなりますよ。
酒屋さんやからね。
◆売ってるのか。
◆あのシールに「90万」って、
見たことないですね。
◆値札ではすごいですよ。
◆ということでございまして、
そしてお土産食べていただきたい
と思います。