◆はい、完成です。
◆よしっ。
◆うわあ、出た、出た。
◆焼き上がるまでわずか2分ほど
このスピーディーな作業が
おいしいピッツァをつくる秘訣。
◆これすごいよ~。
いただきます。
うわあ~、めちゃめちゃ幸せ!
◆うまい?
◆うん。
やわらかさ、塩かげんから、
何から何まで絶妙です。
この水分量でピザを焼くん、
かなり難しいんですよね。
◆そうなんですよ、はい。
◆このだくだくって難しいねんて。
◆スゴ腕ワーカーサイドに来るな
!
素人が。
◆いっぱいピザ食べてるから、
わかるよ。
◆これ、何ていうピザなんですか。
◆これね、DOC(ドック)とい
うピザです。
◆そうなんですか?
◆正解です。
◆モッツアレラチーズとこういう
切ったトマトが入ってるんですよ
ね。
◆だから、マルゲリータってさあ、
トマトソースやんか。
◆その熱量でどのロケもやってほ
しいな。
ピザのときだけ、ようしゃべって
!
◆こんだけ差が出てくるんですね。
◆はい。
生地にもこだわりがあるんで。
◆どこにこだわってるんですか。
◆ナポリピッツァは塩と小麦とイ
ーストだけなんで。
あと水と。
シンプルなので、
シンプルなだけに、つくるのがすごく難しくて。
◆シンプルがゆえに配合ぐあいと
か、めっちゃ大変と。
◆すごいな。
絶妙なバランスやな。
◆永遠に食べられるわ、これ…。
◆珍しく、鰻のグルメコメントもさえるほどのおいしさ。
続いては…
◆マルゲリータ好きですね。
この…、何やろなあ、
トマト、きいてますねえ。
ここまでトマトの味出せる人、
いないと思う。
ただ者じゃないと思います。
◆ただ者じゃないから俺らが来て
るねん。
スゴ腕ワーカーさんやから。
これ、何かちょっともたれそうか
なと思う人いるじゃないですか、
ピザでね。
皆さん、すぐ行くでしょう?この感じで、生地が。
◆生地を軽くしてあげるから、
あと、絶妙に焼かないと食べれないです。
◆これはね、とんでもない融合で
すよ。
◆430度の高温でおよそ1分、
一気に焼き上げるピッツァ。
生地の水分が
ほどよく蒸発するよう
裏と表の焼き色を見ながら回し、
場所を変えながら仕上げます。
オープン前の朝8時
野田さんは
従業員の誰よりも早くお店に来て
生地づくりを始めます。
◆生地をつくる際、
野田さんは、小麦粉や塩の分量を一切はかりません。
◆日本の気温や湿度に
対応しながら、
本場イタリア
ナポリの生地を仕上げる。
この作業が味の決め手なるため
最も難しいそう。
◆一切の妥協をしない
職人のプライドが
そこにはあります。
野田さんは
飽きのこない
メニュー展開を目指し、
ピッツァの種類は
実に40以上!
定番のものはもちろん
ほかでは食べることのできないこだわりの食材を使った
創作ピッツァも提供。
それを可能にしているのが…
◆お店の目の前にある畑で