◆うまっ。◆うまいでしょう？
◆うまい！
◆ゴボウがうまいでしょう？
◆アナゴでしょう？
ごぼうもうまいはずですけど。めちゃくちゃうまいわ、これ。
◆これがアナゴ屋さんのなせるわ
ざなんですよ。
よくすし屋さん行ったときとか、
この魚、どこの産地？とか、聞きません？
アナゴでも大体聞かれるんですよ。でも、これは
私のところが加工してるんですよ。だから、
いわゆる目ききも加工もしてるん
で、
どこですかって販売してて、
松井産ですって言うんです。私、松井なので。
◆確かに、そう言われたらそうで
すね。
松井産。
◆そしたら怒られるんです。
◆それはそうですよ。
◆そんなん聞いてんちゃうと。
ちなみにきょうのやつはどこ産な
んですか。
◆これ韓国産です。
◆韓国産というのは。
◆とれたところが韓国産の。
その中でもいいのと悪いのとあり
ます。
◆松井さんは、
産地にこだわらず、おいしいアナ
ゴを仕入れ、脂の乗りによって
ベストな加工をし、食べる人を驚
かせることが大好きな
アナゴの伝道師。
スーパーでの店頭販売にも
みずから赴くなど、アナゴの魅力
を発信するため、あの手、
この手で努力しています。
◆ここの仕事、
今、もう誰も帰っていないんです
けど、
夜中の１時から仕事しているんで
すよ。
朝の１時です。
それを加工したりとか、大阪中央
市場に店舗があるので、そこでア
ナゴを売ったりとか、
するんですけれども、
その後に百貨店とか、スーパーの
店頭で
アナゴを売るんですよ。
それで夕方の４時、５時までやっ
て、
帰ってくる。
それで、また次の日を仕事する。
◆睡眠時間は？
◆もう、ちょっと…。◆きょうもめっちゃ眠たいですか、
今。
◆今、ハイテンション。
◆これ終わりですか。
これで…。
◆今ちょうど販売してきて、
元気ですけども、
本当、夕方の５時、６時ぐらいに
なってきたらふだん静かになりま
す。
◆これ帰った瞬間、がた～って。
◆あの人、誰？みたいな…。
◆ほんま、それこそ、
堺名物というのを
もっと大々的にやっていったほうが…。
◆かなり大々的に。
◆もうやってるんですか、
今。
イベントで言うと、
月イチで。
◆ここでこういうのをやってまし
たけども…。
◆やってますけども、去年とかや
ったら、
全国のおいしいアナゴ屋さん、
堺に呼んで、全国あなごサミット
というのをやったんですけど。
大体２万人ぐらいは。
◆結構、打ち出してってるんです
か。
◆イベントやってます。
その前があなごの日をつくった。
◆えっ？
いつですか。
◆１１月、はい、何日でしょう？◆１１月…。
１１やから。
いいですよね。
アナゴやから、
５はつきますよね。◆絶妙です、はい。
◆アナゴから、０５。
◆最高ですね。
明日から日ぃ、つくれますよ。
◆つくらないです、日は。
１１月５日。