ありがとうございます。
◆そこまで褒められたのは久しぶ
りです。
◆おいしいアナゴを
堺から世界へ。
松井さんの夢は、
世界中の人に
アナゴの魅力を伝えること。
地道な活動を
アナゴのように細く長く続けてい
きます。
◆自分でも、
これ絶対
残したいんですよ、
この味は。よく、
来年堺は
世界遺産の申請。言うたら、
食べ物も
遺産かなと思うんです。
食文化遺産ぐらいにしてほしいぐ
らい。
◆確かにね。
◆名言かなと。
◆名言?
さすが、はい、そうですね。出てきますね。
◆もうちょっとしたらだめですけ
ど。
◆ファイト~!
ということで、松井泉さんというお店でございますけれども、
全国へこのアナゴを広げようとし
ているんですが、
10年やっておりますが、なかな
かこれが。
◆知らんかったですもんね、
堺はアナゴが有名やというのが。
◆鰻さん、さっき言われたけど、
鰻とアナゴってよう似てますやん。
でも違いますやんか。
どこが違うんだろうね。
◆確かに、外見も一緒ですよね?
◆川と海?◆似てますけど、
でも、味がちょっと違いますもん
ね?
◆要するに生物的にはどうなんだ
ろうね。
◆どうなんでしょうかね?
◆どう違うんだろうな。
◆これについて、きょうは1日、
考えてみましょうか。
◆いやいや、もう考えんでええ。
◆よろしいですか?
◆ちらっと思っただけやから、
どうぞ。
◆大丈夫ですか。
◆もう要らんこと言うて、すいま
せん。
◆丁寧に教えてくれそうですけど
ね、松井さんやったら。
◆東京では、お寿司でもアナゴを食べるイメージが
ありますけれどもね。
◆大阪は鰻で、
東京は…。
◆どっちかといったらね。◆ちょっと食べながら行かせてい
ただきましょうか。
これ、多分、冷えてると思います
が、これね、冷えてても…。
あったかい?
失礼しました。
あったかいそうです。
◆ちゃんと打ち合わせしてから言
うてや。
頼むで。
◆いかがでしょうか。
◆これ大きな、あんた。
◆これ僕、食べてたときは冷えて
ましたけれども、おいしかったん
ですよねえ。
何かかめばかむほどとよく言いま
すが、
後味がね、また欲しくなる。
どうでしょう?◆上品。
◆めちゃくちゃうまいですね。
こんな味がするんですか。
◆鰻さん、黙っておいてもらって
いいですか。
すいません。
やっぱりいろんなおいしいものを
食べてる。
鰻さんの…。
◆いろいろおいしいものを食べて
こられた
五木さんに聞きたいんです。
◆これタレも何もかけないんです
よね。
◆これは
一応軽くは味はつけている状態で
はあるんです。
◆一応、ついているんだ。
でも、何もつけてないのに
いい味だなと思って今食べたの。