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2018/12/14(金) 16:47〜17:53 ten.【無資格の“非弁護士”暗躍…背景に増えすぎた弁護士と経営難】[字]


裁判の様子はどうでしたか?
>>きょうの判決は、
この韓国の南部にあるクァンジュという地方都市のこの裁判所で行
われたんですけれども、私も実際
に法廷の中に入って、
判決の様子を聞きました。
日韓の国と国を揺さぶる大きな問題になっている、この裁判ですけ
れども、きょうの判決は、実際に
は、5、
60人ほどの小さな比較的な規模
の小さな部屋で行われまして、冒
頭、
裁判長が10分ほど、
これまでの経緯を述べたあと、
三菱側の賠償責任を命じる控訴棄却という判決を言い渡して、静か
に終わりました。
その瞬間、
大きな声を上げる人もなく、

支持者も10人ほど集まったというぐらいの、
小さな規模で終わっています。
この判決で、韓国は、
また一つ、
判決が積み重なったということで、
韓国政府、
さらに追い詰められるという状況になっていると思います。
>>原告の人たちの様子はどうで
したか?
>>原告の女性と、
私は話をしました。
その印象的なことは、


この原告の女性は、
まるで戦争はすでに終わっている
のに、
そのことに気付かないまま、
まだなんらかの理由で戦いを続けている、
そんな兵士のような、
そんな印象を受けました。というのは、この原告は、日本に、
動員されたおばのために裁判を続
けているんですけれども、
このおばは17歳という若さで日
本で死亡しました。
終戦の前の年、
昭和19年に東南海地震が発生をして、
軍需工場のその寄宿舎の下敷きに
なって、おばは亡くなったんだと
いうことなんです。
ですから、あのとき、
日本に動員されることさえなけれ
ば、おばは亡くならなかったんじ
ゃないか、
その無念の思いを今も拭い去ることができない、その理由のために、
今も裁判を続けているということ
なんです。
ですから、賠償の問題とは別にし
ても、日韓の間でこの戦時中、
さまざまな形で亡くなって犠牲に
なった人がいるということを、
今回、
改めて思い知らされた気がしました。
>>またきょう、

日韓議員連盟がムン大統領と面会しましたけれども、
今後の日韓関係、
どう影響してきそうですか?
>>個人の請求権の問題というの
は、
1965年の日韓請求権協定で、
最終的完全に解決されたということが、
日韓両政府の間でこれまで認識と
して一致しているわけですけれど
も、きょう、ムン・ジェイン大統
領は、改めて、この裁判所で、
請求権の個人的な問題というのは、
まだ消滅していないという見解を示しました。
一方で、
この問題で日韓の友好的な関係というのが妨げられることは、
希望していないというふうなメッ
セージも送っているわけですけれ
ども、また、
こうした地方の裁判所で、
同じような判決が積み重なってい
ることで、
韓国政府というのは、
さらに追い詰められていく状況になっているといわざるをえないと
思います。
韓国の中で、
日本に対する賠償や謝罪を求める
声が、これから高まっていく、
もしそういうことになれば、
新しい裁判が起こされるということにもつながりかねないと思いま
す。

日韓、
なかなかとげを抜くことは難しい
という状況が、
これからも続いていくと言わざる
をえないと思います。
>>分かりました。中継でお伝え
しました。
小島さん、これから日韓、難しく
なるんですかね。
>>そうですね、今、

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