◆本当に?
大きいんですか。
◆スタジオ246、大きいですよ。
スタジオですから。
小屋の置くの困ってたら。
◆小屋も置いていいんですか?
◆いいです、いいです。
円オーナーが今見てますんで、
幾ら欲しいですか。
幾ら…。
◆金額は姉。
◆姉ちゃん、幾ら欲しいですか。
◆いっぱい、いただきたい。
ずっと無給なので…。
◆わかりました。
姉ちゃん、かわいそうです。
◆無給というか、私か出してるの
も多いですから。
◆姉ちゃんが出してるのが多いから、大阪も
難波もあるし。
◆そんなにたくさん?
◆そうなんですよ。
何個かあるんですよ。
トータル、1軒100万としても、4つ、
スタジオやってもらって、400万。
◆もうちょっといただけます?
特別ですよ。
800万。
◆突然来てもらって、
そんなんいいんですか。
◆いいんですか。
僕も仕事した気になっています。
はあ、きょうは充実した1日です。姉ちゃん、ちなみに、
妹さんは、ずっと昔から
芸術肌で?
◆もう自分の好き勝手にやってい
るので、いつもそれを
押さえたり、
カバーしたりするのが大変なんですよ。
呼び出されたんですよ、校長室に。
◆私の場合、親は来てくれないので、
姉が来てくれたりとか。
◆姉ちゃんは、本当に親がわりに
なって。
◆校長室に呼ばれるってないじゃ
ないですか。
◆ないです。
お姉ちゃんは、自分は呼び出され
たことはないでしょう。
◆ないです、ないです。
◆共働きの両親にかわって、
ずっと妹を見守ってきたお姉さん。現在も2児の母として主婦業の傍
ら、独身の妹さんをサポートしていま
す。
◆これでもそうですよね。
手伝えと言われて。
◆細かい家の用事もせなあかんのに。
◆私はこういうことは好きじゃな
いんですよ、細かい仕事というの
は。
◆かわりに、例えば洗濯物をして
あげるとか。
◆掃除をしてくれとか…。部屋片づいてないから、
掃除しに来てくれとか。
◆子供ですやん!
せめて、私、お姉ちゃんの
お給料払われへんから、
家の掃除させてもらうとかやった
らわかりますよね。
◆旅行に行くときには、
犬の面倒を見てといてくれって…。
◆旅行!
妹さん、
旅行に行くのに姉ちゃん、姉ちゃ
んに旅行をプレゼントとかじゃな
いんですか。
自分が旅行…。
◆とんでもない、とんでもない!
◆妹さん、
どう考えておられるんですか、
それは。
◆これからですね。
これから倍返し。
◆倍返し。
何するんですか、妹さん、言って
あげてください。
お姉ちゃん、今、何してほしいで
すか。
これしてくれたら助かるなとか。
◆みんなで旅行に
行ったりとか、したいですよね?今の800万楽しみにしてる。
◆それは円さんから。
きょうの夕方には
振り込んでくると思います。
しっかりしてますんで。
◆それでチャラにします。
◆でも、
そう思ったら、助かりますね。
お姉ちゃんというのは。
幾つになってもそうなんですか、