これ。お坊ちゃんエピソードとしたら、
お父さん。
◆旅館でしたから、
仲居さんがおりまして、
3人、兄2人、私ですけれども、
1人に1名、仲居さんがついてた
んです。
母親は旅館の女将ですから、
走り回ってますから、
みんなに1人ずつついて
やってもらって。◆奥様、どうですか。
そういうご主人と結婚されて、
今でもそういう節はあったりしま
す?ご主人は。
◆そんなことはない。
◆ビール飲ますのも、奥さんがこ
う飲ませて。
◆それはないです。
◆たばこ吸わせたり。
◆洋服、
着るもんとかは、
この人が全部…。
◆用意しますの?
◆何にも興味がないんです。
おしゃれをするとか、
何かを着るとか、
全然そういうことに無頓着。
◆だから、食べることは…。
◆食べることは好きでしたから。
◆だから、大学のときなんかは、
106キロあったんです。
◆えっ、106!?
◆学生時代から食べるのが好きやったから。
◆それが、お父さん、食べたいと
いうのがあるから
この大盛りにもなってきてるんで
すか。
◆やっぱり、若いときというのは、
おなかいっぱいで幸せになるという。
◆その気持ちがここにあらわれて
るわけですね。
またこれも損得勘定じゃなく、
食べてほしいというところが、
その代々のお坊ちゃんの、
そういうことですよ、お父さん。◆ここで問題。
◆本当に
歴史的に見ても
すごいこの旅館やったらしいんで
すけど。
◆子供3人おって、
それに1人ずつ仲居さんが。◆いや、
すごい時代。
なかなか、だから、時代の流れと
いうか、今またやってたら
すごかったと思うんですよ。
その中澤さんでございますが、
26年前に喫茶店をオープンいたしました。
それには理由がございます。
何でしょうか。円さん。
◆旅館は
潰したというか、もうやめはって、
何かしようと思ってたんでしょう
?
◆そうですね。
何かせんとね。
◆何かせなあかんと思ってて、
何かしようかなと思ってて、ある程度の年齢になっているので、
加齢臭が出てきた。
えっ、おっ、加齢臭、
カレー、これやないかと。
◆おいしく聞こえないです。
円さん、
加齢臭が出てきて、カレーやめてください。
◆加齢臭とカレー。
◆むちゃくちゃ、鰻が厳しいですよ。
できるわけないやんかって、
できるわけのようなこと
俺いっつも言うか。
◆そうですね。
◆何やと思ってるねん。
◆ふざけるために…。
◆ワーイ。
終わった、終わった~って。
◆きょうの仕事は、円さん、
終わりでございます。◆お疲れさまでございました。
◆さあ、鰻さん、いかがでしょう
か。
◆僕、ちょっと正解させてもらい
ます。
ぴたって、合致しました。
三男と言ってましたよね。
あの名前が原因なんですよ。
長男が、
◆なるほど。昔の時代は大体そう
です。
◆次男が、
三男が
中澤キッサ…。
喫茶という名前やったんですよ。
◆なるほど。