今、多くなっているということで、
なんとかして人をかき集めようと
いうことで、去年も、
実は1年間に157万人ぐらいの
労働者、
就業者数というのは増えてるんで
すけれども、
それでも足りないというのが今の
現状ということがいえると思いま
すね。
>>さっきも若一さんからも、
非正規雇用の話ありましたけれど
も、より若い労働力というのも、
求められているんですね。
>>全体として、
どんどん人口が減ってきますし、
いわゆる労働に適応した労働世代というのは、今までの枠で見てた
ら、一方的に減る一方ですから、
その労働に適正を持ってる人口の枠そのものを大きく広げて考えて
いくというね、幅を広げていく、
それはもう一緒に迫られているこ
とでしょうね。
>>人がどんどん減る少子高齢化でもありますので、今、働きたい
という人は、
ほぼ全員が働ける完全雇用の状況ですし、
選びたい仕事ができるようになる
というふうなことが、
これからずーっと続いていけばい
いなということなんですね。
政府も実は、
今、どんなことを考えているかということは、こういうことなんで
すね。
働く人をなんとか増やしたい、
増やしていくとどんないいことが
あるか、
国にとって、それは経済の分野で
は、個人消費が増えるので、
経済がもっとよくいい回転をして
いくでしょうということを、政府
は期待している。
それから実はこういうことなんで
すね。
働く人が増えると、
税収が増えるということ。
そうすると、
税金を納める人が増えれば、
今問題になっている社会保障、福祉の問題で、
負担だけをしなくてもいい、自分
で自分のものは、
使うお金をちゃんと納めることが
できる人が増えるというのが、
国がものすごく実は裏側で望んで
いることなんですね。
ただ、この方程式がうまくいくの
かどうか、
ずっといけるのかっていうと、実
は、企業のほうには別の思惑があ
るわけですね。
それは何かというと、
企業は人を実は将来的には減らし
ていきたいということを考えてい
ます。
特に今、
AI・人工知能を持っている頭、
それから体はもうロボットでいいというようなことで、コストを減
らしていく、そしてなんでも自動
化していければ、なおいいという
ことなので、今、人を本当にかき
集めているような状況ですけれど
も、いずれこういう技術がしっか
りと定着していけば人はもういら
なくなる。実際にロボット、
AIに成り代わっていく職業っていうのがたくさんあるというふう
に今、専門家なんかは見ているん
ですね。
それは単純といわれるような比較
的簡単な仕事だけではなくて、
こういう仕事、
プロフェッショナルな人たちも想定がされている。
士師業、
つまり資格を持っているような人、具体的にはどういう職業かという
と、例えば税理士さんですとか、
公認会計士、まさに、会計のプロ
ですけども、
計算ができるような仕事は、これはもうAIでいいでしょうと、A
Iのほうが間違いませんというこ
と、それからお医者さんも、
難しい技術の必要な手術も手先が
全く間違わないというような、
しっかりとコントロール、
機械化されたようなAIやロボットのほうがしっかりと手術ができ
るんじゃないかと、
それから危険な場所についても、消防士さんのような人たちは、ロ
ボットでいいじゃないか、あるい
はドライバーですね、長距離のト
ラックですとか、あるいは鉄道、
線路を走る鉄道なんかは、もう運
転技術は自動運転というのが、今、
さらに実現しそうになっているところまで来てますので、こういう
人たちの仕事というのも、