新しい証拠が出てきたということ
であれば、
もう一回審理の場に置くっていうことは当然だと思うので、
こういうものが出てきた、
しかもこの帽子のところのDNAが、
一つ犯人性を決める焦点になって
いたにもかかわらず、
そこだけにああいうざーっという
画面が出てくるっていうのは、通
常考えて、
なんなんだろうっていう気はやっぱりするので、
こういう結果が出た以上、
再審請求が認められるといいなと思いますね。
>>山川さん、どうでしょう。
>>このケースは、
非常に長く無実を訴えておられる
ケースなんですけれども、
やはり犯行当時、
そのときにその現場にはいなかったという主張なんですけれども、
そのアリバイがどうしてもまだ証
明ができないというのが一つ大き
な問題、それから、今、菊間さん
もおっしゃったように、
再審の扉を開くためには、新しい
証拠が出てくる必要があるんです
けども、
今回出てきたビデオテープも、
これが新証拠というふうに認めら
れるかどうかというのは、非常に
これ、まだ難しい、
越えないといけないハードルがあるんですね。
その中で私もえん罪事件、これま
でいくつか取材して、
非常に思うのは、
そういうほかに犯人がいるかもしれないという話が出ても、警察、
検察の捜査というのは、後戻りし
ないんですね、絶対に。
一回やった捜査について、
それは間違いだというふうに認めることはない。
そうなると、えん罪ということに
なっても、
真犯人を取り逃がしているという
ことになるんですけれども、そう
した責任は、捜査当局は問われる
ということはないわけですから、
そこになかなか無実を訴えている
人の潔白が証明されにくい、
もう1つの大きな問題があるんじ
ゃないかと思いますね。
>>では続いて、ここまでに入っ
ている主なニュースです。
>>日産、
ルノー、
三菱自動車の3社連合が、IT大
手、
グーグル陣営と自動運転の分野で
提携に向けて、
最終調整に入っていることが分か
りました。
提携の最終調整に入っているのは、
自動運転の分野で高い技術力を持
つ、
グーグル陣営のウェイモです。
自動運転に必要な高度なセンサー
技術や豊富な走行データを持つウ
エイモの技術力を活用し、将来的
には無人タクシーの開発なども検
討すると見られます。
ゴーン被告の逮捕を巡る混乱から、
経営体制の立て直しを急ぐ日産で
すが、2020年代前半には、
完全な自動運転によるサービスの
実現を目指していて、
次世代のビジネスを加速させたい
考えです。
性別適合手術を受けた経営者が、
同性婚が認められないのは憲法に違反するとして、
戸籍上の性別を男性から女性に変
えるよう、裁判所に申し立てるこ
とが分かりました。
申し立てを行うのは、
京都市の50代の経営者です。
経営者は性同一性障害で24年前に女性と結婚し、
その後、
性別適合手術を受けて、事実上、女性どうしが結婚している形とな
りました。
経営者は戸籍上も女性となること
を望んでいますが、現行の法律で
は、
戸籍を変えるために離婚を強いら
れると訴えています。
>>女性として胸を張って生きる
ために、
家族を捨てなさいっていわれてる
この理不尽さを分かっていただけ
たら。
>>こうした状況が憲法違反だと
して、経営者はあさって、京都家
庭裁判所に、戸籍を変え、
同姓婚を認めるよう全国で初と見