2019/05/31(金) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


遭難するポイントですね。
≫実は、上から撮っていただくと
分かるんですが
この道幅、尾根の幅ですね。
広いところでも1mぐらい狭いところになると
50cmぐらい
ということになっていて
ここはナイフリッジ。

いわゆるナイフの…。
≫リッジですね。
これは雪がいっぱい降るところは
もうちょっと膨らむんですけど
雪が少ないところは
狭くなるんですけど。
≫ここを歩く、これがここだと思ってください。
≫写真で見ると
短く見えるんですけど
意外と長いんですね。
≫どのぐらいあるんですか?≫2時間ぐらいかかりました。
すごく疲れ果ててるので


時間かかるんですよ。
何人もいるし。
≫野口さん、ここはどうやって歩くんですか?
≫要するに
歩くだけならいいんですけど
問題は、すれ違うときですよね。
≫ロープが
ここにあるそうなんです。
≫ロープを張ってるんですが
例えば、カラビナで
僕が上がってきて
必ず人と
すれ違うじゃないですか。
そうすると、このカラビナを
1回外して、かけるんですよ。
それで
こうしていくわけなんですけど。
≫野口さん、こっちとこっちは
どういう状況ですか。
≫場所によるんですが
3000mぐらい落ちてる。
山頂直下なので
お互いザックをつけてもっとでかいダウンジャケットを
着てるので
すれ違うのが
すごく難しいんです。
そこで、上がってくる人と下りてくる人が
あそこで詰まって
身動き取れないうちに
悪天候になって大量遭難とか

あとは酸素ボンベ吸ってるんですけど
酸素の残量があるので
結局、最終キャンプで酸素を吸って
そこから残しておかなきゃ
いけないんです。
ところが渋滞が起きると
何時間もかかってしまうので途中で酸素を切らして
それで、高山病で
亡くなった人が。
≫もし、このままいって
頂上に行くと
これだけ渋滞してると
頂上の滞在時間というのはどれぐらいとれるんですか?
≫そもそも滞在時間は
僕でも15分ぐらいでした。
僕のとき、こんなに
渋滞してなかったんですけど
酸素がなくなっちゃうので
登ったら早く下りる。山頂も3畳分ぐらいしかないし。
こうなると、どんどん
下から上がってくるので
写真だけ撮って下りる。
下りようにも下りられないんですよ。
だから下山ができないので
今回、遭難者の中には下山中に
なかなか下りられなくて
疲れ果てたとか酸素がなくなって
極めて危ない状況なんですよね。
≫どうして、こういうことになったんでしょうね。
≫野口さんはエベレストに

登りやすくなった環境があると
指摘されているんです。
実は登山者数が爆発的に増えていまして
最新のエベレストの
入山者数ですと
1740人ということで
およそ50年前に比べますと6倍ほど。
≫かつては、1シーズン
シーズンに1隊しか
入山許可が出なかったんですね。
1970年は
日本隊しか
春は入ってないんです。
ところが、途中から無制限にして
特にツアー登山というのが
増えてきて
1人あたりお金を払えば
誰でもいけるような
時代になってきて
ですからハードルが